【中学受験】教室で見つけたナンプレガール→算数パズルのすすめ

2018年度の合格体験記を追加しました。
何人か、追加で提出してくれた生徒がいたので、その分ということになります。
 
追加の作業のためにページを開いて調整していると、つい全部読み返してしまうんですよね(笑)
そして、なぜか数年分にわたって読み返してしまったり。
今回、その中で面白い符合を見つけました。
 
 

中学入試直前・会場でナンプレ

 
中学入試の本番。
会場に入り、試験が始まるまでの時間。
どんな生徒でも、緊張する場面です。
計算練習をしている生徒。
コアプラスやメモリーチェックのような一問一答のテキストを開いている生徒。
机の上には何も出さずに集中力を高めている生徒。
過ごし方はそれぞれです。
 
Wisardの合格体験記の中にも、その試験間際の時間の過ごし方にふれている文章がいくつかありました。
後輩に対するアドバイスの中で、直前の時間の使い方として、
 
ナンプレを解いてリラックスしていた。
 
という生徒が2人だけ。
なんと、たまたま進学校が一緒でした。
 
 
そして、もう1つ一致する点がありました。
2人とも、これはものが違うと思っていた、非常に高い学力を持つ生徒でした。
中学入試までの道のりが凄まじく蛇行しており、「効率的」「最短距離」というキーワードとは無縁だったところも共通。
 
2人とも5年生からの入室だったので、授業でナンプレはもちろん、パズルを使用したことはありませんでした。
つまり、パズル好きであることは、全く知らなかったんです。
授業中に話題に上ったことも、なかったと思います。
ですから、2人ともWisardに入室する前に好んで解いていたんですね。
繰り返し・鍛錬・訓練によって培われた力ではなく、自分なりに興味を深め、考え抜くことであの能力を持つに至ったんだなあと思うと、なるほどなと思う部分もあります。
パズルの持つ自由さ・好きな時に解く、どうやってもいい、自分なりにやっていいんだという点が、特によかったのかもしれませんね。
 
 

算数とパズルの結びつき

 
僕が子供の頃は、「算数」と「パズル」は全然関係のないものでした。
初めてそれが結びついたのは、先生という仕事を始めて数年、前にいた会社で吸収すべきものはあらかたなくなってしまった時期です。
どうやったら子供の学力を伸ばせるのかということを考えてたどりつき、これは面白いなと思いました。
それ以来、授業中に時間の余った生徒に黒板問題としてオリジナルの問題を出す、ということはよくやっていました。
 
今はそれをプリントにてWisardの授業で使用したり、WISARDNETに自分の作ったパズルを並べたりしているので、やっていることはあんまり変わりませんね(笑)
ですが、その効果・威力は以前以上に感じています。
全ての生徒に有効というわけでは、もちろんありません。
100マス計算や公文での計算練習が一時的な効果しかなかったり、弊害と呼べる部分があるのとその点では同じです。
ただ、うまくハマると非常に楽しく、効果があることは確かだと思います。
 
 
お子さんが興味を示すようであれば、手近なところに置いてあげてみてください。
ちなみにWISARDNETの教材の中で、ナンプレを小学校低学年向けに改良した入門バージョン「ナンプレ以前」は、圧倒的に人気がないんですよね。
けっこう面白い教材なのですが、どうしてなんでしょう?
(他の教材の1/3以下です。
名前が有名だから、オリジナルっぽさがないのかも?と勝手に思っています)
 
それから最後に確認です。
パズル好きは歓迎すべきことですが、入試直前に解くことがいいと言っているわけではありません。
生徒それぞれ、自分なりのやり方というものがあります!!
人に言われたことをそのまま安易に行動に移すのではなく、自分で粘りつよく考えられる子供を育てようとすることが、大切なのではないでしょうか。
 
 
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