【中学受験】麻布にしか受からなかった少年(2020年中学入試エピソード9)

 
2020年2月3日16時前後。
Wisardの電話が鳴りました。
 
この時間に発表がある中学校はほとんどありません。
御三家の一角、麻布中学校くらいです。
はたして、そのお電話は2月1日に麻布中を受験していた少年からのものでした。
 
震える手で電話をとると、少年の不敵な声が響きました。
 
「もしもし。どうも、〇〇です。
先生、いいニュースと悪いニュースが
両方あります。
どちらから、聞きたいですか?

 
 
この男。
いきなり、問いかけから来ましたか。
この局面でなにか仕掛けてくるとは、いい度胸です。
 
「わかった。
じゃあ、悪いニュースから聞きましょう」
 
「昨日渋渋を受験しましたが、渋渋は落ちました」
 
「ほう。渋渋「は」落ちてしまったか。
希望していた学校だったのに、残念だったね」
 
「そうなんですよ」
 
「しかし、いいニュースもあるのかな?」
 
「そうなんです。
聞きたいですか?」
 
「そう…………だね。
うん。まあ…………聞きたいね。かなり」
 
 
 
 
 
 
 
「麻布は受かりました!!」
 
「よっしゃ、来たぁーー!!
おめでとう!!!」
 
 
いつ思い出しても、胸がすくような会話です。
 
 
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