試験場の前で、オジさん達と握手。

１月入試の最中、こんなことを口にする６年生がいました。
 
「入試の時、校門の前にすごくたくさんの塾の先生が並んでいてビックリしました！
でも、２０人くらいのうち、知ってる先生は１人だけ。
知らないオジさんと連続で握手をしまくって、いいことあるんでしょうかね？」
 
大手の塾に通っている生徒にはつきものですね。
まあ、いよいよ入試！！っていう感じだし、テンションが上がる部分もあるだろうから、いいじゃないですか、と話しました。
 
「うーん、たしかにちょっとは気合が入る感じはするんですけど……、オジさんの中にめちゃくちゃ手が汗ばんでいる人がいて、それが超気持ち悪かったんですけど！」
 
確かにそれはちょっとイヤかも(笑)
寒いから、カイロを握りしめっぱなしだったのかもしれないですね。
それなら手袋をしたままにすれば、と薦めると……。
 
「それが手袋をつけようとしたら、うしろからお母さんが失礼でしょ！！ちゃんと握手しなさい！って怒るんですよ」
 
うーん、失礼なのかな？
まあ、そこは軽くサッと手を離して、気持ちだけいただく感じにしようか、と話しました。
前門の虎、後門の狼。
受験生には悩みがたくさんありますね。
 
さて、２月も３日・４日ともなると、激励にも飽き飽きしてくるかもしれません。
ですが、とにかく大事なのはいつもと同じ気持ちで試験に臨むことです。
進学校が決まる瞬間までは、受験生として頑張ってほしいと思います。
 
 
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