2016 駒場東邦への逆算②

昨日に引き続き、2016の駒場東邦の入試問題についてです。
今回は大問2を取り上げます。
下の画像をクリックすると問題が拡大されますが、きちんとした形でご覧になりたい方は四谷大塚のHPをご覧になってください。
 
2016 駒東2
 
数の性質の文章題です。
「AがBで割り切れる時、AはBの倍数である」
「したがって、AーBもBの倍数である」
という論理をしっかり扱えることを試す問題です。
(3)は説明問題ですが、それほど書きにくいということはないでしょう。
 
解説はこちらです。
(下のリンクをクリックすると、解説のPDFが開きます)
 
2016 駒東2解説
 
大問1の数の性質が、完答できなくてもそれほど問題ない問題であることと比べ、この問題は絶対に落とせません。
 
こんな問題をご存じでしょうか。
「3つの数126・172・241をある整数で割ると、いずれも同じ余りになります。
ある整数として考えられる数は1つしかありません。
その数を答えなさい」
 
5年生レベルの問題ですが、やっていることはこの駒東の入試問題も全く同じです。
ただ、典型問題として「差をとって公約数をとればよい」という理解をしている生徒は正解できず、大きく出遅れてしまったのではないでしょうか。
やはり「理解する」、あるいは「深く理解できるまで練習する」ことが大切ですね。
 
チェックポイントは大問1の解説と同じなので、そちらをご参照ください!
今回は以上です。
 
 
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