パズル教材の有効性(3年生の授業がスタートしました)

Wisardでは生徒をお預かりするのは、3年生の後期からと決めています。
今週から、いよいよ3年生の授業が始まりました。
 
「中学受験の業界が成熟に向かいつつあり、
どこの塾も同じようなアプローチになってきている」
ということは以前にもブログに書いた通りです。
その中で、明確な方法論が確立されていないのが低学年の学習です。
ですから、Wisardの授業・教材も毎年改良を重ね、特に工夫を凝らしたものになっています。
内容は試行系のやや単元学習寄りの内容もありますが、ほとんどがパズル。
 
 
低学年の生徒が小学校での履修内容以外に算数に取り組む場合、パズル教材が非常に効果的です。
パズルといってもジグソーパズルではなく、数字を使うものが大部分を占めます。
 
これまでの数十年間、勉強する意欲のある生徒は、ひたすら先取り学習を行ってきたはずです。
もちろん、先取り学習がとても有効な学習であることは間違いありません。
まず、文部科学省のリードする教育指導要領は、能力のある生徒を育てるためのものではありません。
日本国民全体にこれくらいの学力を備えておいてほしい、という最低限のラインを示したものです。
ですから、それを律儀に守る必要なんて、全くないのです。
学ぶ意欲と学力のある生徒はどんどん勉強するべきです。
 
 
ですが先取りばかりではなく、特に算数の力については「どんどん先の単元まで学ぶ」ことに加えて、数字を扱って思考する経験を積むことが効果的なことが近年わかってきました。
 
パズル教材の有効性は以下のような点に集約されます。
 
・好奇心を持って自ら学ぶ姿勢を育てられること。
・自分の出した答えをチェックする習慣が根付くこと。
・「できた!」「よし次だ!」という問題を解くことの楽しさを学ぶことができること。
・ドリル教材では育てられない「本物の計算力」が身につくこと。

 
 
これはまさに「原始的算数力」にストレートにつながる内容です。
つまり、パズルを楽しく解いているうちに、「論理的解法力」を身につけていく土台を強固なものにすることができます。
それによって、学習に伴って結果が出やすい生徒になっていくのです。
 
「これ面白いなあ!」「もっとやりたい!」
と目を輝かせられる生徒は、勉強で身を立てていくことのできる若者に育ちます。
その子たちの力をもっともっと伸ばせるような、強力な内容になるように2月から授業の準備をしてきました。
新しくWisardの門を叩いた生徒たちが、弾むような足取りで教室に来てくれればと思っています。
 
 
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