先日の授業中のことです。
ある少年と、お話ししていた時のことです。
どんな文脈だったか、性格が優しそうだよねというお話になりました。
「もう、最後にケンカをしたのなんて、随分昔のことなんじゃないの?」
そう僕が何気なく尋ねた時のこと。
彼はなかなか考え深い少年なので、ちょっと考えてこう口を開きました。
「ケンカですか‥‥しましたよ。
おとといかな」
「そうなんだ!!かなり最近だね!!」
「いや、お母さんとですけれどね。
メチャクチャ怒られたんです」
それはケンカとは言いません(笑)
お母さんは日々子供を叱り、導かなくてはならないんです。
それこそ、先生よりずっと頻繁に口うるさく様々のことを教えなくてはならないはず。
怒っているというよりか、叱って教えているんですよね。
子供には、勉強以外に習い覚えなくてはならないことが山ほどあるはずですから。
これはきっと、お父さんにはわからない一面なのではないかと思います。
しかし、そう答える間も無く、周囲の生徒が次々と口を開きました。
僕が笑ってしまって、メモを取るのが追いつかないほどに。
「うちのお母さんの怒りもヤバいですよ。
悪魔と鬼が合体したかのような怒りです」
表現がオリジナルすぎる(笑)
悪魔も鬼も見たことがありません‥‥。
「サンメンロクシュの鬼神のような感じです」
三面六臂のことかな?
まあ、言いたいことは何とかわかりますが‥‥‥。
「昨日の夜は、兄弟を叱るお母さんの叫び声で眠れませんでした」
わかりやすく、盛りすぎでしょう、さすがに。
「例えるなら、核ミサイルが雨のように降り注ぐ感じですね」
どんな感じでしょうか、それは(笑)
「覚醒すると半端じゃないことになります。
いつか近所迷惑で訴えられそうです」
ちょっと想像がつきませんが、非常に恐ろしいということはわかってきました。
「ドアを開ける瞬間に、もうわかるんですよ。
あぁ。これはヤバいって。
それで、ドアを開けると熱気と冷気が同時に吹きつけてくるんです」
想像力が凄すぎるのでは?(笑)
マンガの読みすぎですね、さすがにこれは。
そして、ラストを飾ったのはこれ。
「お母さんに叩かれた時のことなんです。
うち、犬を飼っているんですけれど。
あいつ、本当に忠犬なんですよ。
檻を跳び越えてお母さんに飛びかかって、僕のことを助けてくれたんです。
だから、後でめっちゃ褒めてあげたんです」
‥‥。
‥‥‥‥。
なに、ちょっとイイ話みたいに話しているんだぁー!!
元はと言えば、君が怒られたのが悪いんじゃないの??(笑)
いや、思わぬ脱線になってしまいました‥‥。
まあ、言いたいことをわずかな時間で口にして、気持ちを切り替えられたのであれば、まあ良しとしましょう。
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