今学期から、新たに加入した6年生とのお話の中で、毎日の計算トレーニングのことが話題に上がりました。
中学受験生が受けるテストのほとんどは、処理能力とスピードで結果が決まります。
本来、算数・数学は考える科目なので、スピードと正確さだけでは本当の力は測れません。
ですが、ほとんどの中学校の入試問題では、一番はじめにその力を試してきます。
ですから、その訓練を積んでおけば、合格点は十分に取れるようになっています。
そして、大手の塾の模試もそれに即した問題構成になっています。
また、中学受験は小学生が挑むものです。
小学生は、中高生と比べてパフォーマンスのバラつきが大きいことは確かです。
それを安定させるために、毎日算数に取り組むことの効果が高い学齢だと考えてください。
まとめると、
数学は毎日取り組む必要などありません。
やると決めた時に、集中して何時間でも取り組めばいいのです。
逆に、算数は日常的に問題にふれておくことで、得点力が高まりやすい科目です。
ということになります。
さて、新入室の生徒には、何日も遅れてしまっているのならば、じゃあそのことは忘れてしまおう、と話しました。
その代わり、今日からは入試まで毎日必ず続けようということも。
つまらない問題を1日10問解くだけでも面倒なのに、それが何日分もたまっているのでは、やる気なんか出るわけがありません。
せっかく新しい教室に入室するタイミングでもありますし、いっそのことリセットしてまた始めればいいんです。
そもそも、遅れた〜日分をまとめて解く、ということは、上記に書いたような日々の練習という意味では方向性が異なっているんですよね。
「絶対に毎日やる!」と決めてそれを実行することにはもちろん価値があります。
ですから、もちろん頑張っている生徒は、少しずつ向上しているはずです。
ですが、いったん遅れてしまった場合は、仕切り直してもいいと考えています。
というわけで、
「徳政令だよ。
社会で習ったでしょ?
平成の基礎トレ徳政令!!」
そんなことを話した刹那のこと。
横から、全然関係のない男の子が突然口を開きました。
「なるほど!!
先生。
徳政令で得せい!!」
‥‥‥。
教室の温度が急激に寒くなったようで、意識を半ば失ったようです。
そのせいか、その日の授業は、ここから先のことが全く思い出せません‥‥。
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