【中学受験】いつもお母さんがそばにいてくれる。

 
ある少年としたお話です。
いつも教室の扉をくぐるまで、お母さんに送ってもらっている彼。
 
 
「先生、今日来るとき、人身事故で電車が止まりそうになったんですよ。
それで、帰れなくなるからってお母さんは途中で電車を降りてうちに戻ったんです。
オレを見捨てて。
 
だから、一人で浦和から南浦和まで電車に乗って来たんですよ」
 
「や。浦和は南浦和の隣の駅じゃないか。
たった1駅くらい、文句を言わずに1人で来いと言いたいよ(笑)」
 
「1人で電車に乗ることがないので、すごくドキドキして怖かったんです。
心臓が
 
ドクン!ドクン!

 
ってしました」
 
「大袈裟すぎる(笑)」
 
「しかも、電車の中で前に謎の男性が立っていたんですよ」
 
「謎の男性って?」
 
「黒い服を着ていて。
ネックレスをしているんです。
その人がスマートフォン見ているんですよ。
あれは怖かったなあ!!」
 
「そんな人は、いくらでもいるでしょ(笑)
確かにいろんな人がいるし、中には怖い人もいるだろうけれど、それじゃ外を歩けないぞ(笑)」
 
 
そして授業が終わった後、こんなことを話しました。
 
「今日はもう遅いから、帰ったらもう勉強はいいからご飯を食べて早く眠ってね」
 
「ご飯はもう食べないです。
食べてから来たので。
おフロに入ってアイスを食べます」
 
「そりゃ、ずいぶんと優雅だね(笑)
いつも、お風呂の後はアイスなの?」
 
「そうです。
最近は週7日、ハーゲンダッツのアイス食べるんです」
 
「あっはっは。
それ、たぶんすごい高級アイスクリームだよ。
本当に至れり尽くせりだね(笑)
お母さんに感謝しなよ!
というか、ありがたく思え〜〜!!という感じ」
 
 
子供はご両親・ご家庭の宝物として大切に育てられていることはよくわかっています。
ですが、それが実感できるようなエピソードはいつ聴いてもいいですね。
この仕事を10年以上やっているのに、いつも新しいパターンが出てきて、全く飽きません(笑)
 
それにこの子はここ半年で目立って伸びたな、変わったなと感じる生徒の1人。
 
「おぉー。OKOK!!
よく根性で粘って答えまでいけたね。
これは、〜〜みたいに計算したら、素早く答えを見つけられるんじゃない?」
 
「ほぉー、なるほど確かに。
こんなアホな計算なんて、する必要などなかったんですね
ふっ。これからはこの天才的な計算でやりますよ」
 
こんなことばかり言っているから(笑)
この調子で伸びていってほしいと思っています。
 
 
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