【中学受験】びっくりするような早退理由。

ある6年生との会話

 
夏期講習終盤でのことです。
 
ある6年生が、スタートから疲労困憊。
体力的にかなり厳しい状態でした。
はっきり言えばフラフラ。
 
その生徒と、こんな話をしました。
 
「そんな状態じゃ、続けても疲れるだけだよ。
今日は算数だけ、後半の国語はお休みにしておうちに帰って休んだら?」
 
「イヤです。
最後までやりきれ、って絶対にお母さんに怒られます」
 
 

それくらいの粘りはあってほしいところですが‥‥。

 
これであっさりラッキー帰ります!!という返答も困ります。
ただコンディション不良での学習は、インフルエンザの生徒を勉強させるのに近いものがあります。
ですから、Wisardではできるだけ避けるようにしています。
 
「うーん、確かにそれも大切なんだけれど。
でも、それ以上に体調万全で勉強することが大事だよ。
今日に関しては、身体が疲れてる状態で机に向かうことを避ける。
それで、次回からはコンディションを整えて教室に来る、ということでいいと思うよ。
僕から説明しておくし、あのお母さんなら、ちゃんとわかってくれるはず」
 
「いや、たぶん無理です。
厳しいんですよ。
先生、人には表と裏があるんですよ」
 
 

思いついた解決策

 
なにやら意味深な答えが返ってきました。
そして、ちょっと考えてこう尋ねてきました。
 
「あの、ウソをついてもいいですか?」
 
「えっ、ウソ?
ウソはたぶんダメだけど‥‥。
参考までに聞くけれど、なんてウソつくの?」
 
強烈なカウンターが来るとも知らず、能天気な質問です。
 
「アベ先生が
体調不良だった、
ってことにしようかな、と」

 
おいこら、却下!!(笑)
よくそんな100%のウソをとっさに思いつくということ。
それから、それをちゃんと聞いてくる正直さ。
逆に感心です(笑)
 
こんなことを話していたら意識が完全に目覚めたらしく、その日は最後までなんとか頑張っていきました。
良い子はあらゆる意味で、真似しないでほしいところですね。
 
 
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