【中学受験】受験生と嫌いな食べ物

先週の授業中、算数のキライな単元のトピックから、苦手な食べ物のお話になりました。
小学生たちはここぞとばかりに様々な食べ物を並べ立てます。
 
「ピーマン、トマト、パセリ、セロリ、パクチー！！」
 
そんな定番から始まって。
 
「タマネギ、ニンジン、ナス、ナガネギ、ダイコン！！」
 
そのあたりが苦手だと、本当に困る気が……。
 
「焼き魚のワタの味が染みてるところがちょっと……」
 
ワタの味が染みてるところって、どこのこと？
 
「チンジャオロースは好きですけれど、ピーマンの肉詰めはダメです！」
 
ピーマンの割合の問題………？
 
「お刺身がダメなので、お寿司屋さんに行ったら、マグロ・イクラ・サーモンで回していきます！」
 
マグロはお刺身だと思いますが……。
 
 
これではキリがないので、頼りになる少年に話題を振ることにしました。
 
彼はすごく生真面目な少年で、人の悪口を口にしたり、どうしようもない冗談を言ったり、好き嫌いを強調したりしないイメージ。
彼をお手本としようとしたのですが、意外な返答が。
 
「いや、僕も嫌いなものはありますよ。
海苔巻きはＯＫなんですけれど、オニギリがダメです。
パリパリしているのが苦手なんですよ。
海苔が生きているような感じがして。
もう少し死んでいる方が好きなんです。」
 
 
…………内容が高度すぎる(笑)
まさか、ジャパニーズソウルフード：オニギリを否定されるとは……。
教室には好き嫌いがあるのは仕方ないんだという空気が流れます。
僕の思惑は見事に外れました。
 
アレルギー関連は仕方ないですが、基本的には「出されたものを黙って食べなさい」が正しい指針なのではないかと個人的には思っています。
強引にそれでまとめて、このお話は終了。
 
 

 
さて。
あとで考えてみたら……、僕も小学生の時、自己紹介アンケートのようなものに、
 
嫌いな食べ物：給食
 
と堂々と書いていたことを思い出しました。
あまり偉そうなことは言えませんね(笑)
 
 
ちなみに、中学受験生が「苦手な単元」を挙げる時は、実は模範解答と言っていい答えがあります。
それは「速さ」です。
そのことはまたこのブログに書くつもりです。
 
 
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