6月 15, 2017 | In: Wisardの日常2017

サピックスの基礎力トレーニングについて(6年生)

前回の続き、サピックスの基礎力トレーニングについてです。
6年生向けのものについての記事になので、ご注意くださいね。
 
 
まず、大切なことから。
「基礎トレ」というタイトルはあまり気にしないことです。
基礎力と言われると、解けて当たり前、満点確実の楽勝ドリルのように感じてしまいますよね。
 
ですが、全くそんなことはないんです。
以前は月に4パターンしかない問題を繰り返す形式だったのですが、最新版はパターンが増加。
「一行問題 徹底演習」のような趣になっています。
(1)〜(3)の計算問題もそれなりの難易度。
 
そして問題集は初めて掲載されるタイプの問題には、!マークがついています。
また、年々!マークの数は改定されるたびに少しずつ増えていっています。
 
ビックリマークが連日登場することにビックリ。
マルバツをつけてみて、基礎トレとは思えない得点にビックリ。
お母さんが怒り出して、またビックリ。

 
 
‥‥冗談を言っている場合ではありません。
サピックスに通っている生徒は、基礎トレだと侮らないことです。
全力で取り組むことをお勧めします。
偏差50以下の生徒の場合、60点、70点は当たり前、
下手をすれば、半分も取れていない日も少なからずあるはずです。
それをそのまま放っておかず、確実につぶしていきましょう。
 
おそらく、ほとんどの生徒は全く見たこともない問題だからできないというよりは、なんとなく見たことはあるけれども正解はできないという場合が多いはずです。
「基礎力」という言葉を忘れれば、腹も立ちません。
丁寧に取り組みさえすれば、サピックス教材の中で最も役に立つ問題集の1つと言えます。
いつも言っている、「算数は暗記科目ではない」と矛盾するようですが、この程度の問題は反射的に対応できた方がよいです。
 
 
さて、現在の改訂はレベルを上げ、上位層が飽きないように取り組めるような方向性で変化しています。
コースによっては、授業内で「基礎力トレーニング確認テスト」を使い、基礎トレの理解が高まるように働きかけてくれる場合もありますが、内容をしっかり吸収できるかどうかは結局自分次第。
 
「基礎力トレーニング」という名前なのに、難しすぎるじゃないか!!と文句を言うのは簡単です。
ですが、1日1日必ず解法を理解し、翌日は正解できるようの最善を尽くす。
その積み重ねで力がついてきます。
 
ご家庭の方は「うちの子は基礎トレもできない!」と嘆くことはありません。
ネーミングのことは忘れることにしましょう。
これがストレスなくスラスラ進めていけるようでしたら、算数に関して現時点でかなりの解法力があることは間違いありません。
できない問題は、ここで身につければいいんです。
あとは計算問題は、日頃から確実に正解しましょう!ということですね。
 
以上、基礎力トレーニングについて一言でした。
結構、長くなってしまいましたが‥‥。
 
 
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15 コメント:サピックスの基礎力トレーニングについて(6年生)

ひまわりさん

6月 15th, 2017 at 11:28

こんにちは。
四谷大塚と早稲田アカデミーの算数に一言あれば、
是非お願いいたします。

abeblogさん

6月 15th, 2017 at 17:15

>ひまわりさん
コメントをありがとうございます。
予習シリーズ系カリキュラムについて語ると、1週間を超える連載になってしまいそうです(笑)
学年を教えていただければ、その内容から書いていこうかと思います!

ひまわりさん

6月 16th, 2017 at 12:05

ありがとうございます。
6年生です。宜しくお願いします。

元四谷中野組さん

6月 16th, 2017 at 19:42

いつも興味深く拝見しています。
ぜひ日能研にもお願いします。
TMクラスにいますがサピの進度に
だいぶ差をつけられているので大丈夫かな、
と思っています。5年生です。

abeblogさん

6月 17th, 2017 at 02:19

>ひまわりさん
6年生ですね。
わかりました。少し気長にお待ちください!!

abeblogさん

6月 17th, 2017 at 02:29

>元四谷中野組さん
TMについては算数の教材については把握していますが、全体像としては多くを語るほどの情報を持っていないんです。
お伝えできることだけここに書いておきます。

・拘束時間が長い上に自宅でやらなければならないことの量がMクラスと比べて多いため、その物量作戦が苦にならないようなお子さんであることが望ましい。
(量の多い課題であっても、スムーズにこなせる/長時間机に向かうことが全く気にならない)
・5年時点で、アップアップしているような状況であれば、今後の見通しは甘くない。
・TMの下限が気にならないようなダントツの成績(スカラーは当然)であれば、今のところ転室を考える必要はない。

というところです。
個別にピンポイントのご質問がございましたら、Wisardのメールアドレスにご連絡をいただければ、お答えできる範囲で対応します。

四谷大塚さん

6月 17th, 2017 at 10:09

四谷大塚5年生のSクラスです。
上の日能研の方へ「5年時点で、アップアップしているような状況であれば、今後の見通しは甘くない。」とのお返事がありましたが、四谷大塚も同じと考えた方が良いでしょうか。

四谷大塚さん

6月 18th, 2017 at 20:13

上の者です。
四谷は詰め込み型とのことでしたが、サピックスの方が詰め込みのイメージだったので意外でした。
四谷の場合は、宿題の他にもっと復習を繰り返ししたほうが良いでしょうか。
ご意見をお聞かせ戴けたら幸いです。
宜しくお願い致します。

abeblogさん

6月 18th, 2017 at 22:44

>四谷大塚 さん

日能研TMと四谷大塚Sクラスは全く違います。
日能研TMはかなりスピードの遅い本科教室と、妙に難しい/手間のかかる出題の多いTM教材で構成されています。
本科教室そのものはかなり取り組みやすい内容ですので、日能研の受験は一言でいって「追い上げ型」です。

逆に四谷大塚の予習シリーズ5年生は上下巻とも超ハイペースで進みます。
基本・練習・応用のうち、Cクラスでかろうじて練習を全て扱えるかどうか、くらいです。
応用問題及び、応用演習問題集まで扱うには相当な学力が必要で、
もしもこれをやりきることができれば相当な力が付きます。
(逆にいうと、中途半端な学力ではとうてい無理です)
Sクラスの週例テストも最終問は開成筑駒志望者以外には全く不要の難易度です。
ですから、偏差値の上下は全く気にする必要がありません。
それほどキツいカリキュラムですので、四谷大塚Sクラスは「先行逃げ切り型」と言えます。

ですから、Sクラスの場合は塾の宿題をこなし、公開組分けで偏差65前後とれていれば、それ以上予習シリーズをやり込む必要はないと思って下さい。
まだ5年生の上巻は80%ほど終わったタイミングですが、内容が難しすぎることにお気付きではありませんか?
お子さん自身がそれを感じていないならよし、それを感じているようでしたら無理に応用問題の解法まで身につけようとしない方が、長い目で見るとよいという印象を持っています。
まず、お子さんが中学入試の世界で最も厳しいカリキュラムに身をおいている、ということを理解して接してあげることをお勧めいたします。

ご参考になれば幸いです。

四谷大塚さん

6月 19th, 2017 at 12:34

ご丁寧な説明をありがとうございます。
日能研と四谷大塚ではそんなにやり方が違うものなんですね。
確かに5年になってから、かなり難しくキツそうです。
算数や国語の記述が難しいのはもちろん、理社の応用演習問題集はテキストにない問題も出たりするようで、それを調べるのにも時間がかかっています。

abeblogさん

6月 21st, 2017 at 00:58

>四谷大塚さん

予習シリーズについての記事は近々更新します。
もうしばらくお待ちくださいね。

元四谷中野組さん

6月 21st, 2017 at 22:40

ご説明ありがとうございます。自習&先取り用で予習シリーズと応用演習問題集もつかっているのでおっしゃっていることがよく理解できます。

・拘束時間が長い上に自宅でやらなければならないことの量がMクラスと比べて多いため、
その物量作戦が苦にならないようなお子さんであることが望ましい。
(量の多い課題であっても、スムーズにこなせる/長時間机に向かうことが全く気にならない)

→週3、21時までの授業なのでほんと拘束長いです。

・5年時点で、アップアップしているような状況であれば、今後の見通しは甘くない。

→アップアップしています。理科・社会はTMプリントが難しいので時間がとられます。
算数は簡単すぎるので、こちらが不安になり、四谷応用演習問題や中学への算数を
やらせているので親もアップアップです

・TMの下限が気にならないようなダントツの成績(スカラーは当然)であれば、
今のところ転室を考える必要はない。

TMは公開模試の成績で決まりますが、カリテやテキストのアレンジなので、
今のところは9割近くはとれています。が逆にこんなので大丈夫なのかな、という心配も。
塾は楽しいようでそれがモチベーションになっているので転塾は難しいと思いつつ気になります。

abeblogさん

6月 22nd, 2017 at 02:17

>元四谷中野組さん
なんと、四谷大塚に以前通っていた?ということで、
予習シリーズを、さらに中数まで取り組んでいるのであれば、
全くアップアップはしていないと思いますよ(笑)

理社に時間がかかる/算数が簡単すぎる、というのもよくご覧になっていると思います。
予習シリーズと比べてみると、日能研の本科教室の進行がいかに遅いかがよくわかるはずです。
確かにご不安になるのもわかります。
かといって、予習シリーズの本科教室カリキュラムに該当する回を扱おうとすると、
未習の内容がしばしば登場するので、かなりやりづらいはずです。
(本科教室は全員がカリテを受けるという形式上、
TMの子だけが先に進むということができない、
その学習内容の中で難しい問題を扱わなくてはならないという制約を受けています。)

例えば、現在扱っている平均算の面積図は、比を学んでからの方が直感的に処理できます。
また、消去算についても、割合の概念を相当算→損益→食塩水の順に学び、
感覚的に扱えるようになってからの方が一気に吸収することができます。

ですから、もしもTM教材を扱って余裕があるのであれば、
予習シリーズか普通の演習問題集を使って、割合と比の単元のみを扱っておくと、
全体的に余裕ができると思います。

いずれにしても、TM教材と算数の進行に該当する四谷大塚教材を完全に併用しようとすると、
分量が多くなりすぎますし、お子さんが疲れてしまいます。
さらに予習が効きすぎて、お子さんが授業で大きく伸びるということができなくなるという
結果も考えられます。
つまり、「追い上げ型のはずのTMの生徒が追いかけられる側になってしまう」
「授業中に他の生徒ほど学ぶことがないので、自宅で頑張った分、授業中に他の生徒に追い上げられる」
構図になってしまう可能性があります。
日能研にお通いの以上、それを最優先としてそれ以外の内容はプラスαと捉えてください。
そして、お子さんの余力を見てバランスを取ることをお勧めいたします。

abeblogさん

6月 22nd, 2017 at 02:19

というか、返信が長すぎますね(笑)
思わず内容を詰め込みすぎました。
次からもっと簡潔にお返事することにします!

元四谷中野組さん

6月 22nd, 2017 at 21:51

ご多忙の中、ご丁寧にアドバイスありがとうございます!
まさにご指摘の通りなので念頭において進んでいきます。
バランス大事ですよね。これから割合と比を重点的に勉強してみます。
長く書いていただいたのでぜひ記事化してください(笑)
これからも楽しみにしています。

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