倍数算(年齢算?)と推理小説。

 
「先生、48才のお父さんと32才のお母さんってありえますかね?」
 
倍数算の問題を解いている小学生から、こんな質問が飛んできました。
 
僕の答えはこうです。
「算数の問題だから、計算して辻褄があっていれば、それはそれでいいよ!
別に状況を深く考えなくても、大丈夫だから」
 
そう言うと、その女の子の顔がパッと輝きました。
「あぁ、確かに!
小説の中では、けっこうそういうことありますよね」
と納得の表情です。
 
 
そしてこんなことを言いだしました。
 
「先生、エルキュール・ポワロって知っていますか?
私、すごく好きなんですよ。
ポワロの扱う事件では、だいたい年取った大富豪が殺されるんですけれど。
 
犯人はだいたい40才くらい年下の奥さんなんです。
結婚したのも遺産目当てで。
それで、若くてイケメンの庭師と不倫しているんですよ。
そして、2人で旦那さんを殺して全財産を奪おうとするんです」
 
 
‥‥そんなに分かりやすいパターンでしたっけ(笑)
そこまで露骨だと、推理小説にならないような気が‥‥。
ですが、読んだのが昔すぎて内容を覚えていないので、なんとも言えません‥‥。
 
 
すると別の生徒からこんな発言まで。
 
「そうそう、だいたいそのパターンなんです!
でも、あとは先代から仕えている忠実な老執事が犯人のパターンもあります。
それから、一見人が良さそうに見える老婦人が真犯人の時もありますね。
そういう場合は、わりと麻薬絡みなんですよ」
 
 
すごい分析だ(笑)
お話ししている内容が、小学生とは思えないですね。
本をたくさん読む生徒は、楽しみながら多くのことを学んでいます。
もちろん教室で学べることにも、役立つことや面白いこと、入試を突破するのに役立つことは多くあります。
ですが、生活の中で授業を受けている時間はごくわずかなものです。
自ら学ぶ姿勢を持っていることは、とても頼もしく、楽しみに感じますね。
 
 
「先生、

今日の髪型は締め切り間近の売れない漫画家みたいな感じですね!!!
 
 
こんなことを言われることもあるので、注意が必要ではありますが‥‥‥。
 
 
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