子供の勉強へ、ご家庭の協力の仕方。あるエピソード(後編)

前回の続きです。
ご家族が特に頷いてお話を聞いてくれたのは、こんなエピソードをお伝えした時だったと思います。
 
「僕が中学受験生の時、夏期講習が終わった後のことです。
自宅のTVのコンセントが抜かれ、テレビは180度回転して壁の方を向いてしまいました。
中学受験の準備は通塾日数が多くなることが多いですから、受験生はあまり自宅にいません。
ですから、本当はあまり関係がないんです。
 
ですが、
 
「今、お前は大事な時期なんだ。家族も協力する」
 
というメッセージなことは伝わりました。
ご兄弟もいらっしゃるから難しいことですし、そこまでしなくて構いません。
せめてお子さんが塾に通っていない、家庭学習の日はご家庭の雰囲気作りのことも考えてあげてください」
 
 
そうお話をすると理解を示してくれ、それからはお子さんが集中できる環境を心がけてくれました。
しかも
 
・生徒本人にやる気があること。
・それまでたいして勉強していなかったこと。
・国語の読解が得意な、日本語力の高い生徒であること。
 
という短期間で算数が伸びる要素を満たしていたため、そこからの100日でかなり力がついた感触がありました。
初めて志望校に導くことができた生徒だったので、あのお話はしておいてよかったなあと今は思っています。
お伝えしたかったのは子供の学習への協力の方法は様々ありますが、せめて邪魔をせずに集中できる環境を作ってあげることが最低限望ましいということです。
 
 
さて。
そんな意見を持っていたのですが。
つい先週の個人面談でのことです。
いいものを持っているし、よく頑張っているなあと思っている少年のお母さまからこんなことを伺いました。
 
「うちの主人は、子供がリビングで勉強していても、いきなり隣でテレビをつけたりするんです。
それで、「どんな環境でも集中できるようになれ!」とか言っているんですよ。
どう思われますか??」

 
「!!!!」
 
これは本当に意外!!
まあ、子どもを導いていくのには色んなやり方があるということですね。
 
 
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