ある生徒が手にしていた本
教室に到着して席に着き、先生がプリントを渡すまでのわずかな時間。
読みかけの本の続きを読もうとする生徒は少なくありません。
以前の記事にも書きましたが、Wisardは読書奨励派。
ただし、教室の中でまでは、読まなくていいよ、という感じです(笑)
さて、ある6年生の女の子。
本を読むのがとても好きな生徒で、先日の授業にもハードカバーを片手にやってきたので、どんな本を読んでいるのかを尋ねました。
これです。
「世界の果てのこどもたち」
すごく面白いです!とのこと。
抜群の国語力を持っている生徒が、読んでいる内容が気になり。
早速注文して読んでみました。
あらすじはこんな感じです。
戦時中、高知県から親に連れられて満洲にやってきた珠子。
言葉も通じない場所での新しい生活に馴染んでいく中、彼女は朝鮮人の美子と、恵まれた家庭で育った茉莉と出会う。
お互いが何人なのかも知らなかった幼い3人は、あることをきっかけに友情で結ばれる。
しかし終戦が訪れ、運命は3人を引きはなす。
戦後の日本と中国で、3人は別々の人生を歩むことになった。
戦時中の満洲で出会った、3人の物語。
これが大当たり。
大人が読んでも十分に面白い、素晴らしい小説でした。
方言がきついのと、登場人物が多いので、かなり本好きでないと小学生には難しいかもしれませんが、中高生を含めて、ぜひ読んでほしい良著でした。
小学生に教えられることがあるいうことは、とても嬉しいものです。
これから、この子はどれほどの力に育つだろうかと、楽しみになりました。
駒場東邦が取り上げていました
さて、こんないい本は、やっぱり中学入試でも問題文として取り上げられているのかなと思い、検索してみました。
‥‥おぉ。
おぉー!!!
2017年
駒場東邦!!!!
僕の知っている国語の先生のうち何人が在職なさっているかは定かではありませんが、いいチョイスに嬉しくなりました。
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