【中学受験】塾の先生、とある大物経営者の方とお話をする(前編)

お話の発端

 
先日ご縁があり、ある大物の経営者の方とお会いする機会がありました。
教室の運営とは全く関係がないのですが、ちょっとしたヒントになることがありました。
それを記事にしたいと思います。
 
 
その方は、経営する会社を3回上場させたという経歴をお持ちで、年齢は僕のちょうど倍くらい。
ですが背筋は伸びて眼光は鋭く、
 
これは明らかに只者じゃない
 
というオーラを放っていました。
同時にお話が巧みでした。
若輩のお話も聞いてくださって和やかな中にも学びがあり、とても楽しい時間でした。
 
 

親に負けない、というくらいの気持ちは大切

 
さて、その中でお子さんが3人いらっしゃって、お孫さんもいるというお話になりました。
 
「子供は親を目標にするもの。
分野は違えども、親には負けない、いつか追い越してやるという気持ちを持っていることは美徳だ」
 
というお話に対して、僕が何気なくこう答えた時のことです。
 
「そういう負けん気は中学受験だけでなく、学業全般においてとても大切だと思います。
もともと持っている能力だけでなく、競争して自らの力を示す意欲を持っているかどうかは、実力に大きく影響するからです。
ご両親に対してだけというわけではありませんが、負けん気のある子供は伸びます。
 
ただ、ご両親があまりに大きな成功を収めている場合。
素直にそういう気持ちを持つが難しいこともあるかもしれませんね。
例えば‥‥長嶋茂雄の子供として生まれたとしたら‥‥」
 
 

引っかかったポイント

 
そう言いかけた時、鋭い目がさらに鋭くなり、お話を遮られました。
 
「長嶋茂雄か。
いやアベくん、人にものを教える立場であるのならば、
そういうことではいけない。
 
なぜならば‥‥」
 
 
さて、その心は‥‥‥。
後編に続きます。
 
この3年前の記事
 
SAPIXの霜山先生(イモ)
 
を読んでおいていただけると、繋がりやすくなるかも‥しれません。
 
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