【中学受験】慶應を蹴った少女。その答え合わせ。(後編)

彼女が遊びに来た理由は、大学進学を自慢報告するためでした。
 
進学先はもちろん……………東京大学 です。
 
 
彼女は中学入学と同時に塾通いを始め、きっちりやりきったタイプの6年間を送ったそうです。
慶應を蹴った以上、進学を狙うのは国内の大学であれば国公立しかなく、医学部志望ではない理系ということになると、もうほぼ東大か東工大しかありません。
6年前の決断が間違っていなかったことを、自力で証明するような形になって何よりだったと思います。
すごいですよね。
よく頑張ったと思います。
本人もこれでまるくおさまった……とホッとした様子でした。
 
合格の瞬間、どんな気持ちだった?と尋ねると、その時の喜びの踊り(30秒以上)を再現してくれたりするような、明るい学生に成長したことも良かったと思います。
まあ、そのあたりは、小学生の時とあまり変わりませんね。
 
「先生、これからモテまくり生活を送る予定なので、今日髪を染めてきたんですよ」
「でもいま、小学生に保護者と間違えられてショックでした………」
「結婚するなら、やっぱり東大生でないと無理なのかなぁ……」
「理Ⅱと理Ⅲはクラスが同じだから、それも理Ⅱにした理由の一つなんです」
 
そんなちょっと不安なことも口にしていましたが(笑)
入学してしまえば、もう合格は過去のこと。
そこから先が本当に大切なんです。
まだ勝負は始まったばかり。
自分で勝ち取った環境をどう活かすかは自分次第です。
充実した4年間or6年間を送ってほしいですね。
 
そして、今お預かりしている小学生はもちろん、卒業生として送り出した中高生たちにも。
楽な道を行くなということ、あえて厳しい道を選ぶくらいの気持ちが大切だということ、苦労したことは必ず糧となって残るということ。
そして何よりも。
自分の頑張り次第でいかようにも道を切り開くことができるんだということを伝えたいと思います。
 
 
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