確信を持って答えを出せるかどうか。それが問題。

「たぶん間違っていると思うんですが‥」
「一応、答えは出しました」
 
そう言って、自信なさそうに答えを見せようとする生徒は少なくありません。
ひどい時には、
 
「間違っている自信があります」
 
などと言ってくることさえあります。
特に、教室に通い始めて1年以内の生徒に多いアクションですね。
そういう時は、僕は答えを見もしません。
もう一度、確かめるように伝えるだけです。
先日の授業中もある生徒が、同じようなことをぶつぶつ言いながら手を挙げました。
 
 
ここから先は、真面目な話です。
算数では、「とりあえず出した答え」にはほとんど価値がなく、それが正しいのかどうかをいかに考えられるかが勝負なんです。
ですから授業中は、
 
「ただ答えを出すだけじゃダメ!!
正しい答えを書くんだ!!」

 
ということをいつも言っています。
自分の通った道筋を確認するだけでなく、別のアプローチから解答を確認することで、確信を持って答えを出すことができます。
そのテクニックを身につけているかどうかは、まさにゼロとイチ。
得点力に雲泥の差が生まれます。
 
同様に「12!」「バツ!」「(間髪入れずに)じゃあ、13!!」
のようなやりとりも厳禁です。
「じゃあ」とは何事だ!!ということになります。
これは算数でなくても一緒ですね。
「アです!!」「バツ!」「じゃあ、ウ!」
というのでは、学力がつくわけがないんです。
 
 
さて、以上のようなことを30秒ほど喋った後のこと。
 
神妙な表情で聞いていた、その生徒がニッコリ笑って言いました。
100万ドルの笑顔です。
 
「先生、わかりました。
わたし、やっぱり自信があります!!!」

 
‥‥‥‥。
そういう意味ではないんですが(笑)
本番まであと150日を切っています。
2月1日は、本当に「自信のある」答案を提出できるような実力をつけてほしいと思います。
 
 
※初めて書く内容の気がしなかったので、調べてみるとわりと最近にも書いていました‥‥。
算数の授業中、冷たくあしらわれる発言(前編)
算数の授業中、冷たくあしらわれる発言(後編)
 
 
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