ある少年。
授業中、不意に深いため息をつきます。
どうしたの、ため息なんて、と尋ねると‥‥。
なにやらブツブツと呟き始めました。
「そりゃあ、ため息も出ますよ。
僕がこんなに塾で勉強させられているのに。
3時間半も。
お父さんと妹は、優雅に水族館に遊びに行っているんです。
僕だけ、こんなところにいるんですよ」
「ほぉ。なるほど。
こんなところ、ねぇ‥‥」
この子はこれから1年あまりでどこまで伸びるだろう?と思わせる楽しみな少年です。
文句を言いまくりながらも、いつも非常に多くを学んで帰ります。
潜在能力だけで終わるのか、一気に上昇曲線をたどるのか、それは本人の気持ちの入れかた次第。
それはまだ誰にもわかりません。
ただ、わかっているのは‥‥
今のWisardで1・2を争うほど、
口の減らない男
であることです(笑)
そういえば、こんなこともありました。
「先生!先生!!
早く!!早く来てください!!
この問題がどうしてもわからなくて。
ああ、全然わからない!!
しかもめちゃくちゃ気になります!!」
「珍しいね、そんなに先生のことを君が呼ぶなんて。
よっぽど、気になるんだね。
そういう気持ちは大事だよ。
これは〜〜してから、考えてみればいいんじゃない?」
「あっ、そっか。
それなら‥‥こうなって‥‥これが決まるから‥‥。
よし、わかった!!」
「そうそう、その通りだよ。
なかなか鋭いね!!」
「ん?先生、まだいたんですか?
もうわかりましたよ。
完璧です。
だから。
あなたはもうクビです!!」
「‥‥‥。
(お、お、覚えておけ!!
いつか、忘れた頃にブログに書いてやる!!)」
そのエネルギーは、前向きな方向にしっかりと集中させてほしいところですね(笑)
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阿部先生 こんばんは
最近の私は少し病んでいるので、ゆるめの内容で助かりました。(笑)
そんな中、『潜在能力だけで終わるのか、一気に上昇曲線をたどるのか、それは本人の気持ちの入れかた次第。』は、うちの子にもあてはまるのでは?と勝手に思えた内容でした☆
そうなんですよね!
きっと、子供って、誰でも多かれ少なかれ潜在能力って持ち合わせていて、親や身近な大人の働きかけと本人の気持ち次第で、能力が発揮されるのかそうでないのかになるものなのかなって、最近つくづく考えます。
いちいち語ってすいません…
それと、先生が一言二言アドバイスをするだけで、先生の存在を疎ましく思う生徒さんがいるなんて、教えを授けるのが上手な先生なんだなって思いました☆
自ら教えを授かりたい、成績をあげたい、と思う娘に早くなってもらいたいです…
>2581さん
コメントをありがとうございます。
子どもの成長はきっかけというかフックになる出来事によって、大きく分岐していくということは確かだと思います。
ご家庭で勉強することの難しさは、そういった意味での刺激を与え続けるということが難しいということもありますね。
中学受験においては、学校では習わないことを教室で仲間とともに学ぶということが経験としてとても大きいと思います。
お子さんが教室から成長して帰ってくるのをまずは楽しみになさってください。
家庭学習はあくまでそれを補うものです。
そして、受験生としてのスパートの時期の後、合格という確かなものを残してあげられるのが一番ですよね。
ただ、そこまでは焦らずに一歩一歩進んでいきましょう。
5年生日能研は、少しずつカリキュラムが上り坂になる時期ですから、頑張りどころですね。