HANG IN THERE!!

Sさん(2016年度/渋谷教育学園渋谷中 進学)

私は6年生の始めに、Wisardへ入塾しました。
算数の成績が不安定だったので、友達からの紹介によって通っていました。

通い始めた頃はお喋りしながら楽しく勉強するという感覚でしたが、後期になって志望校を意識し始めると演習中心の勉強になり、「お喋りをしながら」という感覚は薄れていきました。

しかし、第1志望である渋渋の算数の過去問では30点台や40点台を多発し、とうてい合格者平均には届かない点数でした。
また、学校別サピックスオープンでも、合格可能性が30%という結果でした。
そんな時でも、過去問ノートに前向きな言葉を書き、励ましてくれるのが阿部先生でした。

1月になり、埼玉県・千葉県の入試が始まったころ、私に悲劇が起こりました。
それは滑り止め校としていた中学校の不合格です。
この中学校の不合格により、渋渋の2月2日の入試に臨めなくなったのです。
私はショックで、Wisardへ行き阿部先生・畠中先生と話し、最後の1週間Wisardの特別授業を受けることになりました。
その授業では算数と私の苦手な理科を中心に勉強しました。

そして迎えた2月1日。
前日にもらった激励の手紙、過去問ノートを持っていき、試験会場で何度も読み直していました。
手応えは全くなく「もう絶対不合格だ」と思っていました。
次の日の合格発表(インターネット)では自信がなかったので、「泣かない」と決めて見ることにしました。
しかし、絶対ないと思っていた自分の受験番号があったのです。
私は泣きました。
そして、すぐにWisardに電話し、すぐに渋渋に向かいました。
合格したことに全く実感が湧かず、掲示板で自分の受験番号を見たとき、やっと「あ、合格したんだ」と思うことができました。

滑り止め校が不合格だったとき、あきらめなくてよかったと思います。
私があの時、あきらめなかったのは、家族やWisardの先生方が励ましてくれたからです。本当にありがとうございました。

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

あなたは、Wisardに初めて来たときから成績以上の頭の回転の速さを持っているように感じていました。
ですから、1月で悔しい思いをさせてしまうとは正直あまり想像していませんでした。

そんな中での悲劇。
私たちも本当に驚き、くやしい思いを味わいました。
お母様とひょっこり現れたときには気持ちを押し殺しているように見えましたが、あれで気持ちを切り替え、残り1週間をがむしゃらに過ごすことができたのではないかと思います。
もともと負けん気が強く、頭の良いあなたなら、切り替えさえできれば十分チャンスはあると思っていました。

あれだけの地獄(不合格から猛特訓)を味わったからこそ、その後の天国はさぞ嬉しかったことでしょう。
そんな思いで勝ち取った進学ですから、ぜひ6年間謳歌してください!

畠中

2016年