安心してください。東京は燃えませんよ。

Mくん(2016年度/開成中 進学)

やらない通信教育に飽き、E塾を経てSAPIXに入塾したのは4年生の夏。
それまでは成績優秀だったので、偏差値50はカルチャーショックだった。
5年の秋にWisard入塾。

「開成に行く!」という日増しに強くなる決意のピークが2月1日だった。
試験問題を開く。
「解ける!平均点は高いだろう」と自信があり(得意分野ばかりだった)、2月3日の合格発表でも緊張はしなかったが、番号を発見した時は喜びでいっぱいだった。

東京は火の海にならず(アベブログ参照)、全勝できて嬉しい。
それ以上に、学ぶ楽しさを教えてくれ、僕自身を成長させてくれた中学受験とWisardへの感謝に尽きる。

【後輩へのアドバイス】
机でボーっと眺めるだけでは学ぶものはないので、異常に集中したら区切って思いっきり休む方が良いと思う。
メリハリは中学受験に大いに役に立つよ(STAR WARSの言い訳)。
そうやって、6年後期のために質の良い勉強をするように。
そして、過去問は早く終わらせましょう!

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

君ほど才能に恵まれた少年は珍しい。
伝えたいことは様々あるけれど、それに尽きます。

Wisardを辞めること1回、サピックスを辞めること……何回だろう?
志望校対策が始まる9月、いきなりWisardを休室した時も、
「何かを学ぶことの面白さを知っている彼なら、必ず戻ってくる」と確信していました。

それからお母さんから、うちの子は自宅で何にも勉強していない!という相談を何回も受けましたが、そのたびに「彼には彼のやり方があります。教室で誰よりも多くを身につけていますから、大丈夫です!!」と話していました。
そして2月1日の夜、入試問題を見た時に君の合格は100%間違いないと思いました。
(ちなみに簡単と感じたという算数の平均点は、実はここ10年で最低でした!)

でも忘れないでください。
今年度の入試の傾向は君にとって大歓迎のものでしたし、この1年間は家族の支えなしには乗り切れなかった時期のはずです。
幸運と力強い味方のサポートもあって、6年間の環境をつかみとったんです。
これからの学生生活で、君は自分をコントロールし、まだ誰も通ったことのない道を1人で切り拓いていく力量を身につけなければなりません。

僕はきっと君のご両親の次に、君の未来に期待している人間だと思います。
「さすが、Mくんだ」
数年後、数十年後にそう言えることを楽しみにしています。

阿部

2016年