桜蔭合格を目指して努力した日々

Kさん(2016年度/桜蔭中 進学)

私は国語の成績が伸びなかったので、4年生の冬にWisardに入って国語を徹底的に勉強した。
算数は得意で合格を勝ち取る鍵となった。

5年生になると模試が始まった。
最初は合格可能性が意外に低く、不安になったが、徐々に上がっていった。

そして6年生。
初めて桜蔭の過去問を解いたときは、苦手な国語が30点くらいしかとれず、点数の低さに驚いた。
しかし、算数は70点近くとる事ができ、算数の力を確信することができた。
国語は問題演習することで、過去問の点数も次第に上がり、最終的には60点前後で安定したが、得意な算数で点数がとれず不安になってしまった。
1月に入り、国語は過去問の2周目を解き、算数は桜蔭模試の問題で94点を取ることができ、自信を取り戻せた。

そして2月1日。
沢山の塾の先生方に励まされ、緊張が和らいでいった。
国語は問題文をよく読み、長い記述をしっかりと書くことができた。
算数・社会・理科は今まで通り実力を発揮することができた。

2月2日豊島岡を受けた後、合格発表を見に行った。
受験番号「307」を見つけた時、思わず歓声をあげていた。
両親や塾の先生方も一緒に喜んでくれた。
辛くてもあきらめずに努力したことに達成感も感じた。

今まで私を支えてくれていた先生方、本当にありがとうございました。

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

Wisard入塾当初から国語のみの受講。
あなたは非常に稀なケースの生徒でした。
中学受験の肝とも言える算数をWisardで受講しないという選択を、我々が受け入れることはそうそうないのですが、それを認めざるを得ないほどの算数の力の持ち主でした。
そして理科と社会もしっかり固めていて、残るは国語のみ!

……という状態が、入ってから6年生の夏まで続いたように思います。
国語が足を引っ張ってしまうことが多い中、それでもめげずに毎回懸命に問題を解くタフさ、側で見ていて本当に頼もしく感じていました。

そのタフさを褒めると、あなたは「え、普通ですよ」くらいの反応しか見せませんでしたが、全然普通じゃありませんからね!
国語のみ4時間(どころじゃないときもありました)の授業に、毎回音をあげずに取り組める人はそういません。
お勉強だけでは身につかないであろうその性格は、確実にあなたの才能の一部です。

その才能を生かし、自分で勝ち取った最高の環境でさらに可能性を広げていってください!

畠中

2016年