前回の記事で、悔しくないのか!という叱咤は意味がないということにふれました。
その気持ちは自分の内側から湧き上がってくるものであって、周囲が促すものではないということです。
もちろん、どんなことにおいても負けず嫌いであれば言うことはありませんが、そこまで広い範囲においてでなくても構いません。
勉強においては負けたくないという気持ちでも。
この科目には自信がある、ということでもよいでしょう。
それこそ、この分野は絶対にしっかりやりたい、というこだわりでも十分です。
むしろ勉強とは全く関係なくても、どんなことでもいいんです。
それが子供を動かすエンジンになることを感じる機会はとても多くあります。
以前担当していた生徒で、こんなエピソードがありました。
ある模試で、これまで一度も見たことがないほどよくない成績が出てしまった少年のお話。
後になって、全科目がいつもより悪いなんて珍しいね、どうしたの?体調でも悪かったの?と尋ねたことがありました、
するとこんな答えが返ってきました。
「最初の算数がすごくうまくいかなかったんです。
ものすごい失敗をしてしまったのが自分でもよく分かっていました。
それがすごく悔しくて、次の国語の時間に、涙がボロボロ出てきちゃって、問題を解くどころじゃありませんでした。
最後の理社もメチャクチャ。
総崩れでした‥‥」
どうでしょう?
ものすごく可能性を感じませんか?
能力とその気概を兼ね備えた君は、本当に楽しみな生徒だ。
心からそう思いました。
そういえばWisardを起ち上げる時、塾のキャッチコピーを考えなくてはなりませんでした。
色々な塾のものを参考にしようとネットで調べていたのですが、その中のどこかの塾のコピーに、
「学力はいらない。負けん気だけは持ってこい」
というようなものがありました。
いいことを言うなあと思いましたが、そのまま真似をするわけにもいかず。
[あきらめない心を育てる、君のための進学教室]
という今のフレーズに落ちついた次第です。
まあ、これは蛇足ではありますが。
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先生こんにちは。
5年生の子どもが、いつもお世話になっています。
諦めない心、大事ですよね。
子どもの第一志望校は、はっきり言って無理な学校です。
奇跡が起こらない限り。
子どもの夢を応援したいのですが、
親として、とても複雑で苦しい気持ちです。
それでもやはり、その子の気持ちを大切に、
諦めないで頑張れと、心から応援するべきでしょうか。
>匿名さん
在校生のお母さま、ご相談事がありましたら、直接Wisardにご連絡になってください。
ご遠慮になる必要はありません。
たぶん、どなたかはわかったと思います。
入試まであと1年あまりの今は高い目標を掲げ、どこまで伸びることができるか、めいっぱい頑張っていい時期だと思います。
志望校を絞るのは、夏休みの最後です。
僕の想像通りであれば、お子さんは目の前の教材に素直に取り組んでいますよ。
今年度の環境の変化も‥‥いや、あまり詳細に書くと予想が外れてしまった時にみっともないのでやめておきます(笑)
子どもの性別も隠したのですが、バレバレですね(笑)
こんな無理目はうちの子だけなのでしょうか。
応援するとなると相当な覚悟が必要ですが、
様子を見つつ支えたいと思います。
>匿名さん
なんとなく、、、です。
まだ当たっているかもわかりませんし(笑)
お子さんはこの半年間で確実に力を伸ばしたはずです。
ぜひ応援してあげてくださいね。