【中学受験】算数も胆大心小でいこう(後編)

 
【中学受験】算数も胆大心小でいこう(前編)
 
前回の続きです。
 
中学受験の算数は、解き進める推進力と自分の通った道のりを検討する考察力のバランスをとる科目です。
特に、中堅校の算数は単純な問題を正確に解く処理能力=計算力が重視されるのに対し、難関校ではそれだけでは差がつかないため、考察力がより重視されます。
 
詳しくは、1年前にも記事にしていました。
こちらの方が、ちゃんと書いています。
 
【中学受験】算数では、スピードは重視しなくていい。
 
 
ですから、正確さにこだわることがいちばん大切です。
計算の正確さだけではありません。
そこは前提で、上級者同士だと差がつかないんです。
ですから算数においては「心小」、つまり細心さ・慎重さの方を大切にするイメージがよいと思います。
自分の論理が正しい道筋を追っているかどうか、常に確認する姿勢になるように授業をしています。
 
 
例え話を思いつきました。
 
スキーにジャンプという競技がありますよね。
助走をつけてエイヤっと、大きく飛び出します。
一度飛んだら、飛びっぱなし。
着地点で採点。
(もうちょっと細かいところもあるのでしょうが、そこには目をつぶってください)
 
算数はジャンプじゃなく、モーグル。
細かくステップを踏んでいく、あれです。
一度バランスを崩したら、そこから頑張っても立て直せずに転んでしまいます。
確実にステップを踏みながら進んでいく競技。
一歩一歩は細かいですが、気づいたらとても長い距離を進んでいますし、どれくらい美しく滑っているかは見る人が見れば一目瞭然です。
 
急がなくていいんです。
じっくりいきましょう。
スピードは本番までには間に合います。
 
 
 
最後に脱線。
僕が最後にスキーに出かけたのは、20才くらいの時だったと思うのですが。
リフトの乗り方をまちがって、上級者コースに上がってしまったことがありました。
 
まあ、なんとかなるだろうとリフトを降りてゲレンデを進んだのですが……。
 
ありえないほどの大穴が
ボコボコとあいている
異常な急斜面

 
を前にし、僕はきびすを返し、係員のオジさんにお願いして
 
下りのリフトに
乗せてもらった

 
のです……。
あれは今思い出してもカッコ悪いですね(笑)
まあ、これは関係ないですが。
 
 
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