【中学受験】これぞ有言実行。読んで絶対損はないエピソード(後編)

 
前回の続きです。
 
【中学受験】これぞ有言実行。読んで絶対損はないエピソード(前編)
 
 

彼女の現在はなんと……

 
方向性は決まっていないものの、
「なにかすごいことをしたい」をしたいと話していた生徒。
数年間の時をへて…………なんと、
 
慶應大学在学中に
司法試験に合格していました。

 
 
これは本当にすごい。
すごすぎ。
有言実行!!
セールスレディと勘違いして、申し訳ないです(笑)
 
大学を出て1年間は留学等をしており、現在司法修習中で、
南浦和に用事があったために立ち寄ってくれたとのことでした。
もともとは検事志望でしたが、
きっかけがあって弁護士として活動することを決めたそうです。
 
予備試験経由での司法試験合格の難しさは半端ではなく、
それを突破するためには高い能力だけでなく、強力な意志の力が必要です。
彼女がそれだけの若者に成長したということは、最高に嬉しいことでした。
 
話していてもエネルギーに満ちていることが感じられ、
きっと弁護士として、大活躍することでしょう。
それもまた、楽しみです。
 
 
2点、つけくわえて書いておきたいことがあります。
 
 

大学附属も侮れない

 
まず、大学附属も侮れないな、ということ。
「大学受験の準備にとらわれない成長・学習をしてほしい」とはよく聞くフレーズですが、
実際は高校時代には特に何もしなかったという生徒は非常に多いと思います。
 
慶應系列の高校では、医学部進学をめぐっては熾烈な競争があるはずですが、
それ以外の生徒はそんなに勉強しているイメージはありません。
 
彼女が慶應女子高校で、法学部へ進学できるだけの成績を狙う中で、
その後の躍進につながる力をつけられたのであれば、
そういう進路もありだなあ、と思ったのです。
 
 
 

お母さまとの会話

 
あと1つは、最後にしたこんな話です。
 
「家族も喜んでくれたでしょう?
あのお母さんだったら、そんなにはしゃぎまわることもないだろうけれど」
 
もう10年以上お会いしておりませんが、
彼女のお母様はとてもしっかりした方という印象を持っていました。
中学受験に際しても、受験ごときで大切な子供の価値が変わるわけではないということがまず前提として明確にあり、
子どもが頑張るなら応援だけはするし、うちの子ならなんとかするだろうという自信をお持ちだと感じていました。
 
 
「はい。
でも喜んでくれましたよ。
 
「あんたって、
けっこう頭よかったのね」

 
って驚かれました」
 
 
あっはっは。
理想的な距離感だと思います。
 
 
 

こんなことが増えたら、きっととても嬉しいでしょう。

 
中学受験の指導を本格的に始めて15年以上たつのですが、
これからこんなことがきっと増えてくると思うと、
こちらのモチベーションも上がりますね。
 
 
 
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