2020年後期は、個人面談を行います。
コロナ・ウィルスの影響で、
2020年度は前期の個人面談を行いませんでした。
後期は対面とZoomを組み合わせて、
低学年の生徒から少しずつスタートしています。
個人面談で伺ったお父さんの思い
さて、先日の出来事。
お父さまが個人面談に来てくださるご家庭とお話している場面でのことです。
勉強の内容には踏みこんで教えずにペースを把握し、
見守っていることを伺いました。
それに対して、しっかりとお子さんの言葉を引き出し、
うまくお子さんとコミュニケーションをとりながら進めていますね、
ということをお伝えしました。
その際に、お父さんが口にしたことが、非常に印象に残りました。
「時々、さびしくなることがあるんです。
いまは、こうして勉強のことを
私が見ていますが、
あと~年でこれも終わりかと思うと」
お子さんを大切にしていることが、
あらためてよくわかります。
もちろん、どのご家庭にとってもお子さんは宝物なのですが、
「いま」のお子さんは一瞬で過ぎ去ってしまいます。
お子さんの人生のフェイズがどんどん進んでいくことは喜びでもありますし、
さみしい部分も当然ありますよね。
「別に、いまのまま大きくならなくてもいいんだぞ」
という気持ち、わかります!!
中学受験の教室では
ちなみに、我々は6年生を送り出すにあたり、
毎年そういう気持ちにはなることもあります。
ただ、どうしてもそれ以上に入試までの限られた時間の中で、
最善の準備をすることがずっと優先になってきます。
いまのままでいい、とは言ってはいられないわけですね。
我々は仕事は子どもをかわいがることではなく、
鍛えることですから。
そして、中学受験の教室はあっという間に役割を終え、
お子さんたちにとって過去の思い出になります。
ご家庭ではお子さんの成長を
これからもずーっと見守っていくことができるのですから、
最高じゃないですか?と羨ましく思っています。
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