受験生はギリギリのラインを走る。

先週の受験生たちとの会話メモです。
 
「先生、小学校のみんなはあと何日でクリスマスとか、もういくつ寝るとお正月とか、そんな話をする時期になりました。
でも私たちが言われるのは、あと何日で入試だぞ！！ってことばっかり。
まったくもうっ！不公平っ！って感じですよ」
 
「そうだろうね。
いつも教室では話しているけれど、それが本当はどういう意味で不公平なのか、もうすぐわかるよ」
 
 
「あと最近思うのは、受験するって言っている友達でもけっこう遊びまくっている子が多いんですよ！
これはこれで、けっこう頭にくるんです」
 

 
「やり方はそれぞれあるし。
誰もが目いっぱいってわけじゃない。
ただ、君たちと第一志望校を争うような生徒は、そういう取り組み方の子は少ないと思うよ」
 
 
「先生、それから面接模試の結果が返ってきました。
ＡＡＡランクだったんですけれど……。
なんだかあれは怪しいと思うんですよ。
評価も定型文だったし。
直前期に自信を失わせるのもやっぱりまずいでしょう？
みんなに高評価をつけているんじゃないかって、にらんでいるんです。
本当のところどうなんですか？」
 
「あっはっは。そこに気がつくとはさすがです。
実際のところは……それは言えません（笑）」
 
 
「あと先生、全然違う話をしてもいいですか？」
 
「いいですよ。手短にお願いします」
 
「あの………Wisardってブラック企業なんですか？？」
 

 
「！！！！な、な、何を言っているんですか、君は！（震え声）。
ホワイト。ホワイト。超ホワイトですよ！」
 
最後のはちょっとだけ、アウトですね。
 
 
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