ある生徒が授業中にこんなことを言い出しました。
「オレは4人兄妹で、妹が3人。
弟が欲しかったです!
人数が半々の、男2女2になる方が確率が高かったのに、
運が悪い!!」
算数の先生が大喜びしそうなことばです。
4人兄弟の場合、
わかりやすいように男=○ 女=×とすると
全パターンは16通りあり、
男4 女4→○○○○ ×××× の2通り
男3女1 男1女3→○○○× ○××× の並べ替え 8通り
男2女2→○○××の並べ替え 6通り
となるので、
実は半々になる確率よりも、
男女どちらかに偏る確率の方が高いです。
待ってましたとばかりに、
喜んで解説をし始める男(=僕)を前に、
その少年が一言。
「なるほど。わかりました。
男が僕1人だけになる確率は、
1/4ってことですよね?
やっぱり、運が悪いじゃないですか!」
あ、確かに結局は、
そういうことになっちゃいますね(笑)
でも、この場合の数/確率系の思考は、
算数 数学の中でも、直接役に立つ考え方なので、
こういうフックになるお話もいい経験になったかな、と思います。
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