6年生の女子とお話をしているときのことです。
彼女はいつも笑顔を絶やさない、前向きなキャラクター。
長い間生きて大人になってみると、
「明るい」ということが、
どれほど人生を照らしてくれるかがわかってきます。
同じことでも個人によって受け取りからは全然違います。
例えば問題が解けたり解けなかったり、
テストがよかったり悪かったり、
学校でいいことがあったり悪いことがあったり、
晴れていたり曇天だったり……、
その子は色々なことを常に前向きに
とらえているように感じていて、
得がたい資質だと感じること、しばしばです。
さて、その子がこんなことをしゃべって帰っていきました。
「最近、ママを論破してしまうんですよ!!」
「ママと論戦することなんて、
そんなにないと思うけれど…。
素直に言うことを聞いておいた方がいいことも多いでしょ!」
「そうなんですけど、思いついちゃうんです。
で、つい反論してしまうんです」
「それは最近、なんでそんなことになってきたの?」
「この前まで、論破ということを知らなかったんです。
でも、論破王AIというアプリがあって、
論破をしようぜ、みたいなのが学校で流行っているんです。
それで友達が論破をしまくるから、自然と論破をしてしまう。
論破になじんじゃったんですよ」
「でもさ、いつも子どものことをいちばん大切に考えて、
あれこれやってくれるお母さんへの感謝があるでしょ?」
そう言うと、なかなかにナイスな答えが返ってきました。
「そうなんですよ。
お母さんは仕事が忙しいのに、
色々やってくれているんです。
いつ寝てるんだろ、と思うくらい。
ちょうどこの過去問のノートも、
プリントにコピーして進行を手伝ってくれているんです。
助けてもらえなかったら、
絶対もうやめていると思います」
いいですねえ……。
素晴らしいセリフです。
こんな場面を切りとるために、
教室ではいつもカメラを回しておいた方がいいかな?とか思ってしまいました。
あとはGoProをぶらさげて授業をするとか。
※サムネ画像の人は全然知りません!
画像の雰囲気だけいただきました☆
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