【中学入試】中学入試なんて、軽々と超えていけ!!たしか2月2日に受験したのは海城だった……!!??

 
夏期講習中のことです。
授業のなかった3日間に卒業生と
食事に行く機会がありました。
 
卒業生といっても、Wisardの卒業生ではありません。
SAPIXで先生をしていた時代に、南浦和校で担当していた生徒です。
 
 
ご兄弟2人がWisardにも通ってくれたという縁もあり、
色々なところからつながって、
16年ぶりくらいでしょうか。
お会いすることになりました。
 
昔に授業を受けていた先生なんて、普通はいまさら鬱陶しいですよね?(笑)
そんな中、気軽に表れた彼は、謙虚で爽やかな青年に成長していました。
彼は慶應中等部の出身で、いまは弁護士をしているそうです。
しかも超絶有名な事務所でバリバリ働いているとのこと。
 
 
僕はもう晩年にさしかかっているので(笑)
大変だっただろうなあ、勉強頑張ったんだな、と思うんです。
 
でも彼は、そんなことは微塵も見せず、
「いやあ、弟たちは優秀なんで、別に僕なんて……」と、
ソフトに語っていました。
 
(たしかに弟くんたちは御三家→→医学部に進んでいるのですが、
彼もすごすぎる立派なキャリアですし、
それをサラっと言える長男はすごすぎるでしょ、と僕は感じました)
 
 
昔話をする中で、当然中学受験の頃の思い出のお話になります。
彼は2月1日の慶應普通部は不合格で、
3日(5日に面接)に受験した慶應中等部に進学しました。
 
最後の合格は僕はちょうどSAPIXをやめた直後で、
合格は同僚の先生に個人的に教えてもらったことを、よく覚えています。
とても嬉しい合格でした。
 
 
最後の最後の慶應中等部の合格が、
その後中学→高校→大学→法科大学院とつながって、
法曹への道が開けたことを考えると、
まさに人生の転機となる、稲妻のような合格だったはずです。
そのことで、こんなお話をしました。
 
「最後に中等部の合格、よかったね。
人生変わったよね」
 
「まあ、たしかにそうかもしれませんね……」
 
「それで、もし最後に慶應に合格していなかったら、
どこの中学校に進学するはずだったんだっけ?」
 
「えっ…………??
どこだったかな…………??
中学受験でどこを受験したのか、全然覚えていないんですよね」
 
「覚えていないっていても、
最後の最後に慶應に合格する保証なんてないんだから、
なんとなく入学する学校の気持ちの準備はあったはずじゃない??」
 
 
「いや、それが…………。
なにも覚えていないんですよ。
1月に栄東か開智か……受けたような気はするんですけど、
全部は受かってないような気もしますし……」
 
「じゃあ、2月2日に受験した学校だね。
どこを受験したんだっけ??」
 
「どこだったかなあ…………、
たしか
 
海城か城北
 
だったような気がします。
自信はないです」
 
「!!!」
 
 
テーブルに座っていたみんなの頭に、
おそらく同じフレーズが浮かんだはずです。
 
「2月2日に
海城の入試は…………
ないよ!!!」

 
 
まあ、頭のいい子でも、
中学入試はこれくらいぼんやりした入試なのかもしれないですね。
 
僕が自分の入試のことは詳細に覚えすぎているのかも(笑)
この仕事をしていなかったら、
自分のことでも忘れているような気もしますし☆
 
 
自分たちは中学入試に携わりすぎているので、
ちょっと感覚がおかしくなっているのかもしれないです。
 
2025年度の卒業生たちも、これくらい軽々と、
中学入試というステップを突破してほしい、と思っています。
 
 
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