２ケタクラブにようこそ！！

一昨日の授業中、なぜだか誕生日のお話になりました。
色々な面で早生まれはやっぱり不利なの？という話題に対して、ある生徒が素晴らしいコメントを言ってくれました。
 
「私は３月生まれですけれど、そんなの関係なくないですか？
確かにあと２週間遅く生まれていたら、今の勉強はすっごく有利だったかもしれないですけれど、そんなことは気にしたことありません。
同級生がみんな100才になった時でも、私は99才でいられるじゃないですか。
若いんです！２ケタクラブにようこそ！って感じですよ！」
 
いいことを言うなあ。会心の発言ですね。
彼女のこれまでの１０年＋少しと、これからの可能性がぎゅっと詰まったセリフだと思いました。

ちょっと関係の薄い話かもしれませんが、僕が子供の頃、大人に叱られた時に
「〜だって同じことしてます！どうして自分だけが怒られるんですか？」
と口答えする人がすごくイヤでした。
格好つけて言うなら「そんなみっともないことを言わないでくれ。黙っていてさえくれれば、君の分、僕が怒られたっていい」という感じ(ちょっと気障すぎる台詞ですが…)。
 
誕生日は一生変えようがないですよね。
自分の力で変えられるのは、それをどう受け止めるかだけ。
言い訳なんてつまらない。
不平を並べたり、誰かや何かのせいにしたくないんだという価値観。
それを理屈じゃなくても、当たり前に感じてこれからも生きていってほしいと思います。
 
横でごちゃごちゃ言ってくる人たちを笑い飛ばすような、ポジティブな精神性。
僕も見習いたいくらいです。

 
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