【中学受験】将来は政治家になりたい。

 
「将来、どんな仕事をしたいの?」
 
ということを生徒に尋ねることはよくあります。
 
「今のところは決めていない」という答えでも全然かまわないんです。
今の時点での意思を実現させることが最良ということもないですし、あくまでももしも生徒なりのイメージがあるのであれば聞いておきたい、というだけです。
 
僕は、生徒がどの学校に進学するのかという一点に集中する仕事をしていますが、同時にこの子がどんな若者に育つのだろうかということにもわりと興味があるタイプです。
 
もちろん、受験校を決定する上で、有益な情報となることもあります。
 
例:
「理系に進むことは決めている」
「将来は医者になりたい」
「大学受験の勉強以上に取り組みたい勉強がある」
 
漠然としていても、その生徒のエネルギーが感じ取れることもあります。
ちょっと検索してみたら、やっぱりブログの記事にも結構していました。
 
【中学受験】将来は、東大理3に行って‥‥‥。
 
【中学受験】自由のために戦った少年 その2(2020年中学入試エピソード3)
 
 
さて、
 
「将来は政治家になりたい」
 
という女の子がいました。
素晴らしい志だと思いませんか?
 
権力は抑えなければならないということは公民の学習でもとかく強調されますし、政治の腐敗に関連するニュースは驚くほど多いです。
僕は政治どうこうを語る立場にはありませんし、文句を言うだけの人間にもなりたくないので、置かれた状況の中で自分がどう行動するかということだけを考えるように気をつけています。
 
一方で、能力のある若者が、自分が世界に直接力を及ぼせるようになりたいという希望を持つことは、とても良いことだと思います。
 
 
そして、こんなお話をしました。
 
「どんな方向に、世の中を変えたいの?」
 
「そんなことまで話さないといけないんですか?
いま、上に立っている人はよくないと思います。
男女平等。
子育てサポート、例えば子どもの預け方の確保とか、やることはたくさんあります」
 
「そうだね。僕もそう思うよ。
本当の意味での国力というか、国の活力は人間から生まれるものだよね。
アフリカの国みたいに、子どもがただ多ければよいというものではないけれど、
高齢化社会に進みすぎないようにしないといけないよね」
 
「そうなんです!!」
 
「じゃあ、君が政治家になったら、僕をぜひアドバイザーとして招聘してくださいね」
 
「いや、、、。
 
それはやめておきます。
 
「………………。
そこはブレないの?(笑)」
 
ブレません。
 
………………。
揺るぎない意志を持つ、いい政治家になるかもしれません(笑)
 
 
※アイキャッチ画像は「カッコいい政治家」でgoogle検索していたところ、見つけたもの。
これはピッタリのがあった!と喜んだのですが、この女優さん、どこかで見覚えがあるなと思いました。
調べてみると、「天使のくれた時間」のティア・レオーニ!!
この映画を見たのはたぶん20年くらい前ですが、個人的に超オススメです!
あまり小学生向きではなかったような気もしますが‥‥。
 

 
 
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