【中学受験】将来は医師になりたい。そのためには……??

 
長らくお休みしていたブログを再開して、初めにこんな記事を書きました。
 
【中学受験】将来は政治家になりたい。
 
どういう文脈だったかは定かではないのですが、同じクラスで別の女の子に同じ質問をした時に面白いお話を聞くことができました。
 
 
「君はお医者さんになりたい、って決めているんだよね。
医師といってもいろいろな分野があるけれど、どんなお医者さんになりたいの?」
 
「外科医と法医学を、迷っています」
 
なんだか、とてもテレビドラマの影響を受けていそうな分野ですが(笑)、その意気やよし!!です。
 
「僕はよくわからないけれど、女性がなるには大変な分野かもしれないね」
 
「うーん、たしかに救命とかだとそうなのかもしれないですねー」
 
そこまでは、決して珍しい展開ではありません。
 
 
今回はそこから発展しました。
 
「先生、A中学校とB中学校、2月1日はどちらを受けたほうがいいと思う?」
 
「うーん、それは即答はできないくらい、とても大事な話だね。
少し考えてみるけれど、カギは国語の記述に対する対応だとは思うから、少し考えてみるよ」
(※彼女は算数のみを受講している生徒です)
 
「医学部進学ということを考えるとB中学よりA中学の方が進路として医師を選ぶ生徒の割合は多いけれど、併願できるC中学という手もあるよね」
 
「確かにそうなんですけど、A中学やC中学は40%くらい浪人するんですよね。
B中学は、現役進学率が80%くらいあるんです。
どっちがいいのかなあ?」
 
「!!!」
 
ほーう、よく考えていますね。
そんな角度から考えている生徒はほとんどいないので、軽く目を見張りました。
その発想そのものがだとお思いになりませんか?
 
 
志望校・受験校は現時点で最終決定する必要はありませんから、いまは目の前の教材に集中し、最善を尽くすことが一番です。
それが実は一番の近道なんです。
 
 
そうすれば、きっと道は開けます。
極端に言えば、A・B・C、どの中学校・高校を選ぼうとも関係ないくらいです。
希望があって、それを実現させてやるという意思があれば、十分にやりとげられると思います。
 
ただ、希望だけでなくそこへ至る道のりには選択肢があることに気づき、それについて考えることはとても素晴らしいことですね。
 
 
まあ、より重要なのはやはり、
「進学校について考えることも大事だけど、
もっと全力でやってみろ!!
まだ余力があるでしょう!!」

 
ということではあります。
 
 
※ちなみに、このアイキャッチ画像に使った「失敗しない」ドラマはタイトルは知っていたので、画像を持ってきただけです。
観たことがないので、お話を振られても対応できません!
 
 
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