前回の続きです。
そのお母さまは、どちらかというと肝が座ってる印象の方でした。
とても明るい方で、神経質な印象も全く受けておらず、むしろその逆なくらいでした。
しかも合格発表を見るといっても、息子さんの進学校はもう決まっており、
「一応、見る」に近い状況でした。
それと、「どうしても発表を見られない」というフレーズがしっくりこなかったので、
理由をお尋ねしました。
「こわくて見られない??
お母さま、もう何も怖いことなんて、
ないんじゃありませんか?」
すると、こんなお返事が返ってきました。
「どうしても、見られないんです。
スマホのボタンを押したら、合格とは不合格とかが出ると思うと。
なんだか、怖くて。
息子も自分で見たいと言っていたので、
帰ってきたらログインしてみます。
申し訳ないのですが、また後でご連絡します」
「!!!」
1年間お付き合いしていた印象がガラリと変わるようなお話が、
最後の最後に出てきました。
そして、母の愛情とは深いものだと、あらためて感心しました。
息子さんを大切に思っているからこそのことだと思ったんです。
もしかしたら、ドキドキすること全般がダメな方だった、
という可能性もわずかながらありますが(笑)
例えば、ドキドキするから初詣のおみくじを引けない、
ということは考えられないでしょう。
大事に育ててきた息子さんの人生において、
大切な場面だから
ということのはずです。
子供を思う母親の気持ちほど深いものはない
とは言いますが、それをヒシヒシと感じるエピソードでした。
※ほんとうは、もう1人のお母さまのエピソードも交えて書くつもりだったのですが、
記憶にあいまいな部分があり、
事実を捏造してしまいそうなので。
あらためて確認させていただいてから書くことにします。
ですから、
合格発表を見られないお母さま2
はないかもしれません。
あるかもしれません。
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