1点の重み

まず、中学入試とはいよいよ全く関係のないお話です。
先日、ある国家資格の試験があり、親しい友人が受験しました。
結果は……おそらく不合格(正式な発表はまだ先です)。
そのテストは3パートに分かれており、全体では合格点を満たしているものの、1つのパートが悪く、足切りが濃厚とのことでした。
僕はテストが終わった当日の夜、自己採点をしている時に同席していました。
 
1問。たった1問です。
あと1問正解していればほぼ間違いなく合格でした
その試験のために1年間という準備期間を投じ、それに賭けて必死にやってきた友人のことを思うと、残念でなりません。
試験の合否には「頑張った」ことなど関係ないこと、結果だけが支配するドライな世界であることは百も承知しています。
ですが、入試においては、圧倒的な実力で確実に合格を手にする層がいる一方、合格者の半分以上はギリギリの競争に打ち勝ち、辛くも合格を手にする層です。
なんとかあと1問の幸運はなかったものか、という思いが拭いがたく感じます。
 
神には祈らない。
 
さて、中学入試においては、得点を開示する学校はほとんどありません。
浪人/再受験という選択肢がありませんから、1月に入試のある中学校くらいしか、今後も発表はないでしょう。
模試とちがい、合格可能性のある生徒が分散して志望校を受験するため、ボーダー上に多くの受験生の得点が集中する激戦になります。
ですから、不合格だった子の中にはあと1問で涙をのんだ子も数多くいるということになります。
試験とはどうしてもそういう性質のものです。
 
ですが、よく保護者の方から「うちの子には受験生としての自覚がない」というようなことを言われますが、それを小学生に求めるのは酷です。
「合格したい」という気持ちが表に現れるのは、寒くなってくる10月くらいからでしょうか。
人生で初めての○か×かという試練はなかなか実感できるものではありません。
さらに、大人であっても長い期間モチベーションを維持し、1つの目標に向かって走り続けるのは難しいものです。
とはいえ、「絶対に合格してやる」という気持ちになることは本当に大切です。
もう7月になりました。
夏休みが始まると入試まではあと200日を切ります。
今年のWisardの6年生、頑張れ!と思っています。

 
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