【中学受験】ある生徒の悩み：ウソつきの友達がいる。

 
昨年度の生徒から、こんなお話を聞きました。
 
単純に笑える話でもあり、よく考えるとブラックでもあるので、
書き方が難しいなと思っていたら、
ずいぶん時間がたってしまいましたね。
 
授業のちょっとした隙間に聞いたのは、
以下のようなお話です。
 
 
「先生、いま塾の友達のことで、困っているんです」
 
「困っている？？
どうかしましたか？」
 
「友達がウソばっかりつくんです。
いつもとにかく、いろんな自慢をしてくるんですよ」
 
「ウソの自慢？
なんとなく想像はついてきたけれど……」
 
「お母さんは
天皇の娘だ

 
っていうんです」
 
「ごめんなさい。
全然、想像と違いました(笑)
 
天皇の娘さんって、たしか高校生だったような……。
平成天皇のことかな？
娘さんは、いたっけ？(笑)」
 
 
「あと、
 
お母さんが
安倍総理の妹

 
とも言っていたんですよ」
 
「初めの設定と矛盾しすぎな気が……。
ちょっと無理がありますね」
 
「あと、
 
お母さんは女優だ

 
って言っていた時もあるんです」
 
「お母さんに１人何役、やらせるつもりですか？(笑)」
 
 
「あと、自分のカワイイ自慢も凄すぎるんです」
 
「もうけっこう、おなかいっぱいですけれど……。
カワイイ自慢？」
 
「学校の３大美女の１人

 
らしいんです。
アンケートで２位で、あと１票で１位だったらしいです！！」
 
「あっはっは。
小学校に３大美女なんているの？
それが一番ウケるね(笑)」
 
 
「あと、
 
バレエでドイツに行って、
コンクールで優勝した　

 
とか、
 
身体が弱くて、
毎月30万円の注射を
打っている

 
とか……」
 
「その子、もしかしたらすこし病んでいるのかも……。
ちょっと、笑えなくなってきました」
 
「そうなんですよ。
でも、あんまりウソつき扱いするのも……と思って。
ただ、できるだけ関わらないようにしています」
 
「うん。まあ、それがいいんじゃない？」
 
 
そんなお話でした。
 
面白いような怖いような……、そんな感じがしませんか？
 
注目してもらうためにウソをついてしまう
心理状態もあるのでしょうが、
どこかのきっかけで、
それは脱却しなくてはいけませんよね。
 
 
そして、その子が最後にしっかり、
オチをつけてくれました。
 
「私、
 
その子の話を
最初は
全部信じていた

 
んですよね……」
 
 
いや、１つも信じられそうなところ、なかったけど!?
それはさすがに、騙されやすすぎるでしょう！！
 
と思ったことは秘密です。
 
 
※アイキャッチ画像のドラマは、全然知りません。
ただ、この画像もなんだか笑えます。
ちょっと面白くないですか？
 
 
 
↓ブログ更新のモチベーションとして２つのブログランキングに登録しています。
トップの画像も面白いけど、本文もまあまあ及第点！！　と思ってくださった方はクリックをお願いします。
クリックはそれぞれ１日１回まで有効です。
 
 

にほんブログ村
 

中学校受験ランキング