授業中、ある生徒がこんなことを言っていました。
「今日、学校で先生に怒られました。
給食があまりにおいしくなくて、
午後、おなかがすいていたんです。
そしたら、カバンが塾用のものだったので、
おやつのチョコレートが入っているのを見つけて、
教室でこっそり食べたんですよ。
そしたら、友達がすぐに、先生にチクりました(笑)
それで怒られたんです。
ちょっとムカついたんで、
その子とは今日はそのあとしゃべっていないんですよ」
「うーん、まあルール違反であることはまちがいないし、
しょうがない気もするけど。
それで、その子は君に何て言っていたの？」
「ダメなものはダメだよ、って」
「そりゃ、確かにそうだね(笑)
正論。
僕が先生だったら、
そんな些細なことを、いちいち密告しなくていい、
とか言っちゃいそうだけれど(笑)」
さて、そのお話を別の日に全く違うクラスでしました。
そういう場面に遭遇したらどうする？というお話。
ほとんどの子はいちいち先生に告げ口したりはしないかなあ、
と言っていて、まあそんなものか、と思っていたのですが……。
最後の最後に、ある子がこんなことを言いました。
稲妻のような一言です。
「そもそも、
友達と思っているのは
その子だけで、
相手はそうは思っていない
かもしれませんよ？」
………………。
………………………………。
それを言ってはおしまい、ですね(笑)
※アイキャッチ画像の映画は見たことありません！
キャッチコピーが面白いかなと思っての、
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