今回は突然ですが、小学生なのに上手な日本語を使うなあ、
と感心した夏期講習の場面、3選をお送りします。
エピソード1:そんな気持ちは微塵もありません
少し居残って、他の生徒より長く算数を解いていた生徒が、
いよいよ課題を終えて帰れそうな場面での会話です。
「おお。
最後に調子が出てきたね。
こりゃあ、帰るのがもったいない。
ホントはもっともっと残って、
たくさんやっていきたいと思っているんじゃない?
それはそれでいいけど」
冗談で、そう尋ねると…………
「いいえ。
ハッキリ言って、そんな気持ちは
微塵もありません!!」
微塵もないのかよ!とツッコむしかありません(笑)
エピソード2:とうとう努力が報われた!!
次は、授業の序盤で三角数を465まで書き出すプリントを扱っていた生徒。
授業の後半で、それをチラ見するだけで、
一発で解ける問題があって喜色満面。
「とうとう、
私の努力が
報われたんですよ!!」
確かに(笑)
言い得て妙です。
リアクションのボキャブラリィも最高です
三角数の関連性に気がついて、
即座に知識を活用できたことも、
とても素晴らしいことです。
エピソード3:過酷な夏期講習、人生???
最後に、教室で昼食をとっていた生徒との会話です。
「先生、あのさあ………」
「どうしましたか?」
「夏期講習、過酷だと思いません?」
「突然、しみじみとどうしたんです?(笑)
僕は、君は充実した夏休みを過ごしている、
と思っていますけれど」
「まあ、それはそうだと思いますし、
授業はかなり面白いけれど…………。
なんか、やることが多くて、
いつも追いかけられてる感じ。
気を抜ける時間が少ない
んですよね。
大人になったら、
いつもこんな感じなんですか?」
「面白いこと言いますね。
まあ、いつも言っているけれど、
受験の時だけ頑張ればいい、ってわけじゃないよ。
やりたいことがあって、
それに向けて頑張っている時間って、
大変でもあるけど充実しているものだよ。
そういう時は、毎日が楽しいと思うよ!」
「そうなんでしょうねえ。
でも、両親や先生を見ていると、
けっこう
頑張っている時間が長すぎる
気がして。
自分はもうちょっと、
それをコントロールできるようになりたいです」
きみ、ほんとに小学生かい??
と尋ねたくなるのを我慢しました(笑)
夏期講習も中盤戦。元気にいきましょう!!
夏期講習もあっという間に序盤が終わり、
これから中盤にさしかかってきます。
そろそろペースがつかめる時期です。
メリハリのある時間の使い方ができる夏休みにしていきましょう!!
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