【中学受験】映画の続編はだいたいコケる。小説の場合は…………。ある小学生の意見。

先日、Instagramにも載せたのですが、
「武士道シックスティーン」という小説を読みました。

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かなり面白い剣道青春エンターテインメントで、
「武士道セブンティーン」「武士道エイティーン」という続編も買ってありました。
そして、楽しみに読もうと思っていたんです。

ところが、その２冊が教室に届いた日のこと。
ある生徒が授業後に歩み寄ってきて、

「武士道シックスティーン面白かったです！
続きはないんですか？」

と尋ねてきました。

彼女は本の虫らしく素晴らしい読解力を持っており、
（Wisardでは算数しか受講していないので、想像ですが）
ものすごい勢いで本を借りていく頼もしい生徒です。

さて、こういう時はもちろん生徒が優先。
というわけで、２冊まとめて借りていきました。

ここまではとてもいい話ですよね？

先生が読むタイミングなんていつだっていいわけで、
生徒が興味を持って本を読むことは大切なことですし、
お気に入りのシリーズを見つけることは、素晴らしいことです。

ここまでは、よかったのですが、
翌週にちょっとした事件が起きました。

２冊まとめて返してきた彼女に、
どうだった？と何気なく尋ねると…………。

「よかったですよ。

でも、最初のが一番
面白かったです！！
（ニコ！！）」

という返事が返ってきました。

…………。
……………………。

読む気がしなくなりました(笑)

もちろん、「二番煎じ」という言葉がある通り、
シリーズ物はたいてい最初がいちばん面白いのですが…………。

あらためてハッキリ言われると、
手に取る気がしない(笑)

そういうわけで、
彼女のことばの余韻が消えるまで、
しずかに本棚に並べておくことにしました。