【中学受験】小学生向けの小説を読んでいると、青春ものが多くて困る(笑)

 
夏期講習。
今年の教室への行き帰りの最中はだいたい本を読んでいました。
じっくり作問するには、日々が慌ただしいということが主な理由ですが、
Instagramで小学生向けの書籍を紹介していくということを始めており、
2日に1冊は読む、ということもありました。
 
自分にとっては本を読むのは日常で、
楽しみでもあり、意識的に新しいことを学ぶ機会でもあります。
ただ、そこまでペースを守って、
という読書のしかたでもないので、
これはこれで新鮮ではあります。
 
 
しかし、小学生向けの書籍は青春ものが多すぎます(笑)
そこには違和感がありつつ、
心が若返る感じもするので、これはこれでいいのかなとも思っています。
 
たとえば、この「朔と新」。
ブラインドマラソンの物語です。
 


 
そのラスト。
 

新はロープを握り直した。
走ることは、孤独だ。
どんなに苦しくても、辛くても、誰かに助けてもらえるものではない。
走れなくなったらその場に立ち止まり、倒れ込むだけだ。
 
それはブラインドマラソンも同じだ。
ふたりで走っていても、伴走者が支えるわけじゃない。
手を引くわけでも、背中を押すわけでも、代わりに走るわけでもない。
ふたりで走っていても、それは変わらない。
 
走ることはやっぱり孤独だ。
孤独で、自由だ。
 
「行こう」
 
「オレは」
 
「最後ならそれでもいいよ。
だけど、ここで棄権するとか言うなよな」

 
 
うーん、こんな青春は経験したことがないんですが(笑)
 
これからも色々な書籍を載せていきますので、
「おっ、これ読んでみるか」と思われたときは、ぜひ手に取ってみてください。
 
 


 


 
 
 
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