【中学受験】BREACH!!!! 図書館の正しい使い方……??読書のすすめ。

 
6年生の日曜特訓授業も本日で3回目になります。
日曜日の授業は大きく2コマに分かれているのですが、先週こんな光景を目にしました。
国語科主任の畠中と、ある6年生のやりとりです。

「〜〜(書籍のタイトル)は?」
 
「この前、読みました」
 
「〜〜も面白いよ。これは?」
 
「面白いですよね。読んだことあります」
 
「〜〜はどう?」
 
「それは‥‥あぁ、あんまり面白くなかったです」
 
「〜〜もいいんじゃない?」
 
「その著者のはだいたい読んでいる気がします」
 
「このあたりを全部読んでいるのかぁー。
それだけでけっこうすごいよ(笑)」

 
さて。
色々な意見があると思いますが、僕は読書は最強の趣味だと思っています。
本(文章)を読むことが好きになることは、子どもにとってこの上ない財産です。
国語の成績がどうこうだけではなく、書籍から知識や新しい考え方、ものの見方を学び続けることができることは、人生に大きな影響があると確信しています。
それから、全ての土台となる集中力を養うのにも、格好の題材です。
 
 
僕が子どもの頃は、書籍へのアクセスは今よりも不便でした。
そもそも世の中にどんな本があるのかも、情報として入ってきませんでした。
今では信じられないことですが、書店に毎月貼ってある刊行カレンダーのようなもの(ピンとくる方がどれくらいいるのか疑問です‥)をチェックして、シリーズものの新刊はいつ出るのかと心待ちにしていた記憶があります。
しかも、なぜか図書館へ行く習慣もありませんでした。
だから手に取れる本は、小学校の図書室にある本・教室にある本・友達に借りる本・書店に行って直接目にして、時たま手に入る本、でした。
 
そして、図書室の司書の人に本を注文しても、まるっきり対応が鈍かったことをはっきり覚えています。
ですから、Wisardには書籍をおくスペースを作っていて、生徒が注文した本は次の授業の日には揃えておくようにしています。
書籍そのものの魅力はもちろん、生徒同士がそれをテーマに話したりするのもいいことですし、とにかくプラスのことばかりです。
注文した生徒が読み終わった後にも手にとる生徒は多いようなので、やはりとても有益だと感じています。
 
 
そして中には冒頭に書いたように、それを全部読み尽くすような生徒もいるわけで、それはそれで素晴らしいですよね。
ちなみに、基本的には1回に1冊ずつ借りていくルールです。
 
‥‥‥‥。
‥‥‥‥‥‥‥‥。
 

※本の貸出表の写真です。
ちょっとわかりにくいですが、1人がいきなり5冊借りています。
 
どこが1回に1冊なんでしょう(笑)
しかも数が多すぎて、なぜか先生が貸出表に記入している!!
 
 
これを読んで、どうでしょう?
 
どう思われますか??
僕は‥‥。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
素晴らしい!!
君の知らない、面白い本は世の中にまだまだたくさんあるはずだよ!!

 
と思います。
 
そういえば、今年の6年生は例年と比べて国語が得意な生徒の割合が大きいように感じます。
それはそれで別の意味でも楽しみですね。
 
 
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3 件のコメント

  • 阿部先生 こんばんは

    冒頭の図書館(かな?)素敵なところですね☆

    読書に対する先生のご意見に賛成いたします!
    上の子を妊娠中に読んだ育児本に、『本好きの子供に育てられたら、子育ては半分成功したようなもんだ』というものがあり、これなら私にも出来そう…と思ったんです。(とりあえず、今のところ、半分だけは成功しているかな?笑)

    それと、『書店に毎月貼ってある刊行カレンダーのようなもの』ピンときますよー。(と言っても、先生と私には相当なタイムラグがあると思われますが…)

    あと、このブログや合格体験記から、阿部先生と畠中先生の関係性が、ほんのり窺えるのですが…まだ、お会いしたことないので、言うのやめておきます(笑)

  • >2581さん

    図書館の画像はネットからの拾いものですが、なかなかいい感じですね。
    『本好きの子供に育てられたら、子育ては半分成功したようなもの』という言葉は存じ上げませんでした。
    最高に素敵なフレーズなので、今後ぜひいろいろな場面で使いたいと思います(笑)

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