【中学受験】サピックス算数 5年カリキュラムの改訂!!

 
サピックス5年生の算数のカリキュラムが2019年度から大幅に改訂されるようです。
詳しいことはまだわからないのですが、どのような形になるのか、個人的には楽しみな気持ちでいます。
 
・学習予定が大幅に変わる。
・教材構成も変わる。
・ABテキストが一体になる。
 
ということは伺いました。
 
 
テキストの構造を変えると、基礎力定着テストやデイリーチェック、基礎力トレーニングも同時に更新する必要があるでしょうから、サピックス始まって以来の大幅な改訂になるかもしれません。
とは言っても、ご兄弟・ご姉妹が5年カリキュラムを経験しているご家庭は勝手が違ってしまいますが、それ以外のご家庭については特に意識する必要はないでしょう。
 
教材というものはそれで完成ということはなく、ゆるやかにであっても変化していくべきものだと思っているので、健康的なことなのではと感じています。
入試問題ももちろんゆるやかに変化していますし、作り手側の技術の進歩という点もあります。
 
 
実は、これまでも細かい改訂はいくつかありました。
今ちょうど扱っている「35:場合の数」や、5年生の最後を飾る「37:速さに関する問題」、「29:和と差に関する問題」などですね。
むしろ、最近追加されたテキストナンバーの方が雑多というか、詰め込もうとしすぎている印象を受ける内容なので、「おおなるほど、こう来たか!」という変わり方だといいなあ、と期待しています。
教えるべき内容を平坦に網羅した辞書的なテキストという面と、より厚くすべきところを厚く、削ぐべきところを削いだ実戦的な内容とのバランスをどう取っているのか、楽しみです。
 
 
サピックスの算数は他塾との違いとして、カリキュラムそのものは講習も含めて毎週進行し、A授業と小テスト・基礎トレで数週間にわたってリピートをかけるという点があります。
これは教材の作りとしては、明らかな優位性です。
(平常カリキュラムで無茶な詰め込み方をする→講習は完全に進行を止めて復習をかける、というカリキュラムを採用している教室が多いのですが、それよりはゆるやかに常に進み続けるやり方が優れているというのが、個人的な意見だということです)
その点は変わらないといいなあ、とも思っています。
 
 
ふと思うのは、現在のカリキュラムの大元を作ったのは、自分も授業を受けていたサピックスの初代塾長、霜山先生のはずだということ。
数年前に、ブログの記事にも書きました。
 
SAPIXの霜山先生(イモ)
 
そんな霜山色が時間とともに薄れてしまうことには、なんとなく寂しい気持ちもあります。
まあ、これは勝手な感傷ですね。
もう遥か昔のことになってしまいましたが、以前の同僚・先輩がたが知恵を絞って作りあげた新しいカリキュラムを楽しみにしています。
 
 
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