【中学受験】開智日本橋の印象が、さらに大幅にアップしたお話。

 

卒業生が、訪れてくれました。

 
先日、今春大学に進学予定の卒業生の女の子が、
顔を出してくれました。
 
彼女は開智日本橋中学校に進学した生徒でした。
たしか、共学化して1年目にあたる学年だったと思います。
 
 
内部にいないとわからないことがたくさんありますし、
今後の生徒が受験する機会が多いことも考えると、
学校の様子はぜひ知りたいと思っていました。
 
6年間のことを色々と話してくれ、
とても参考になりました。
 

6年前の、いまでも後悔している事件

 
実は、彼女については、
事件というか、大きな失敗をしたことがありました。
 
今までは文章にする機会がなく、
胸の奥にしまっていたことだったのですが、
この機会に書いておこうと思います。
 
 
たしか、彼女が入室して数カ月のことだったと思うのですが、
彼女の模試の成績が、非常に悪かったことがありました。
 
僕はそれを見て、
 
「これはヤバい。
うぅ、気分が悪くなってきた……」
 
と胸をおさえるような仕草をしました。
 
 
「これはマジでヤバいぞ!
次、頑張れ!!」
 
と伝えることが趣旨だったのですが、
あまりの失敗だったので、
そんな芝居じみたことをしたわけです。
 
そして、その日の授業は何事もなく終わりました。
 

授業後、かかってきた電話

 
すると授業後、ご家庭からご連絡がありました。
その子のお母さまからのお電話です。
 
憤然とした様子で、
 
「うちの子が、先生に
 
吐きそうな成績だと
先生に言われた

 
と泣いているんですが、どういうことですか?」
 
という内容でした。
 
 
僕は驚き、
 
「そういうつもりでは、
ありませんでした」
 
という通りいっぺんの情けない謝罪を述べるほかなく、
たいへん申し訳なく思いました。
 
授業のあいだは変わった様子はなかったので、
教室にいる間はがっかりしているのを、
表情には出さないようにしていたのだと思います。
 
 
優しくて繊細な子に、無神経な言葉…………。
この件については、後悔しかありません。
 
プロとして失格だなと思いましたし、
生徒に対していちいちひとこと多い接し方を、
改める機会になりました。
 
 
次に会った時にはもちろん謝りましたが、
たぶん消えることはない出来事ですよね。
 
彼女は先生のそんな心ない言葉にもめげることなく勉強し、
開智日本橋中に合格して進学していきました。
 

開智日本橋での6年間

 
彼女は、武蔵野美術大学に進学するそうです。
 
それを聞いた阿部と畠中が、
 
「おぉー!!
スゴイね!!!」
 
と口をそろえました。
 
6年間で成長したことを、
とても嬉しく思いました。
 
 
・生徒がやりたいと言えば、
なんでもやらせてくれる環境だった。
 
・とても面倒見のいい学校だった。

 
ことを話してくれました。
 
 
そして、
 
「勉強も頑張ったんです!!
わたし、
すごく頭がよくなったんですよ!!」

 
と笑顔で話してくれて、
よかったなあとあらためて思いました。
 

中高6年間は、大切な時期。

 
中高6年間は、大切な時期です。
小学生が大人になる時期ですよね。
ものすごく大きな変化がある期間です。
 
6年間の過ごし方が人生の礎になるんだな、
と改めて感じました。
 
Wisardから巣立っていった中学生たちが、
彼女のような満足した気持ちで高校を卒業していってほしいと思っています。
 
 
 
 
 
 
※最近2日に1回の更新を続けているのですが、
そろそろ息切れかもしれません。
次回は4月1日に更新します。

 
 
 
↓ブログ更新のモチベーションとして2つのブログランキングに登録しています。
ほら、あの教会の密室みたいなところで話す、アレだね!!!! と思ってくださった方はクリックをお願いします。
クリックはそれぞれ1日1回まで有効です。
 
 
にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村
 

中学校受験ランキング
 
 


 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。