【中学受験】感覚算数ドリルを解いた少年のうれしい一言(後編)

 
前回の続きです。
 
感覚算数ドリルを解いてくれた生徒からの、
 
簡単だった
 
という一言。
 
それがとても嬉しかった理由を書こうと思います。
 
 
まず、そう言ってくれた生徒は、とても力のある少年であることが一番です。
彼には算数についてはきちんと積み上げる習慣があり、
論理的に考えることができる素養があります。
 
ですから、彼が「難しかった」というようでは、
「感覚算数ドリル」にならないんです。
 
 
さて、どのように指導したら、算数ができるようになるのか。
ということは、我々算数の先生の一番の関心ごとですし、
どの先生もそれに賭けている部分が当然あるはずです。
 
ところが、対象とする生徒の下地も千差万別であることもあり、
様々な方法論・理論が世の中を乱れ飛んでいます。
 
みんなが算数のことを真剣に考えているのに、
まったく正反対の論理が併存しているのが現状なわけです。
 
 
そして、Wisardでは、
 
算数は暗記してはいけない
 
というロジックで算数を教えています。
 
数学は暗記だ
 
という言葉が独り歩きしているため、
そのアンチテーゼ的な意味合いがあって強い言い方をしていますが、
より詳しく言えば、
 
算数は
暗記する範囲をできるだけ狭める努力をした方が、
できるようになる

 
ということです。
 
 
そして感覚算数ドリルはまさに、
できるだけ暗記に頼らず、基本的な考え方を
当たり前のことのように使いこなせることを目的に作成しています。
 
つまり
 
難しいことを、
簡単なことの積み重ねとして捉える

 
ということなんです。
 
 
ですから、彼がそのドリルの内容を簡単だと感じたということこそが、
この教材の目的であり、それがまさに1周目で達成できたということなんです。
 
力のある彼が四苦八苦してこなすようであれば、
5年生の夏休みに取り組む教材としては、
不適切だということですから、
そうではなく気持ちよく解けたことをうれしく思ったわけです。
 
 
ネット教材の特性を活かし、
スペースをたっぷり使って、
少しずつ少しずつ考えを深められるように工夫したこの教材が、
手に取ってくれた生徒の役に立つことを願っています。
 
 
 
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