【中学受験】中学受験生の、のんきなお父さんの話

 
今回は、受験生ののんきなお父さん、
そのちょっとほっこりするお話をお送りします。
 
※お話を聞いたのはわりと前なので、
入試直前の12月からすると、すこしのんきすぎるお話に思えるかもしれません。
春先くらいのお話としてお読みください。
 
 
ある６年生の女の子から、こんなお話を聞きました。
 
「最近、お父さんが早く帰ってくるんですよ」
 
「よかったじゃん！
日本のお父さんは、
子どもと会える時間が少なすぎるよね。
 
平日にお父さんと子どもが
朝の一瞬しか会わない家庭も多いって言うと、
海外の人はけっこうビックリするよ」
 
「いや、それが全然よくないんですよ。
 
わたしが勉強していても、
一緒にドラマを見ようって、
誘ってくるんです」
 
「まあ、受験熱が高すぎる家庭でも心から休めないし、
いいんじゃないの？(笑)」
 
 
「いや、それが
 
映画館より大音量
 
なんですよ。
 
音量下げて、ってお願いしても、
１しか下げてくれないんです。
 
もっともっと小さく！って言って、
やっと５下げてくれるんですよ」
 
あっはっは。
うーん、そののんきな感じ、いいと思いますけどねえ。
もちろんご家族の応援のしかたにはいろいろとありますが、
常に「勉強しなさい圧力」がある方がいいとも限りません。
 
 
しかし、お話はまだ終わりません。
さらに続きがありました。
  
「今年のお盆もたいへんだったんです。
お父さんが、
お出かけ行こう、お出かけ行こう！！って。
 
沖縄に数日くらい、行っても大丈夫だって。
 
めちゃくちゃ粘り強いんですよ」
 
 
「妹さんがいるんだよね？
 
そのパターンって、お父さんと妹だけお出かけして、
お姉ちゃんとお母さんはおうちで
勉強とそのサポート、っていうパターンもあるよね」
 
「いやそれが……
 
家族４人で行きたいんだ
 
って」
 
「！！！
ワンダフル！！！」
 
 
うーん、イイ話ですね～。
そんなギスギスしたってしかたがありません。
 
目標に向かってひたむきに走ることが大切な受験生ですが、
小学生らしい生活との両立、バランスも大切です。
 
きっと寒くなった今は、
ご家族をあげて応援、という形になっているのではないかと思います。
 
 
 
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