夏期講習の授業でのことです。
5年生の生徒からお昼休みに、
「面白い本はないですか?」
そう尋ねられ、目についてお勧めしたのは、
瀬尾まい子「そしてバトンは渡された」でした。
(Wisardの書籍紹介アカウントです。
国語の出典として出題された書籍と、
小学生にオススメの書籍を紹介しています。
瀬尾まい子さんは、個人的にもかなり好きで、
「バトン」は本屋大賞を受賞して、映画化もされた代表作ですね)
小学生が読んでも十分に面白いと思うので、
自信をもってオススメしました。
読書の夏にしてほしいものです。
さて、次の授業。
その子は笑ってこう話しかけてきてくれました。
「先生が勧めてくれた本、すごく面白いですね!」
「そうですか、それはよかった!!」
そう答えると、もう一言つけ加えてきました。
「まだ1ページしか
読んでいませんけど」
…………。
読書の夏ではなく、
ジョークの夏になっていますね…………。
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