【中学受験】受験生の夏休みの宿題は、親がやるべきか否か。

 

中学受験生の夏休みの宿題は、親がやるべき?

 
表題のクエスチョン、
気になる6年生の保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
 
こういうお訊ねをいただいた場合、
最もオーソドックスな答えは以下のようなものになります。
 
 

どちらでもよいです。
受験生としての夏休みの充実の度合にほとんど影響しません。
 
まず、学校の宿題に取り組むことが、
受験生の学力の向上に全く寄与しないことは確実です。
課題のレベル感が受験生の学力とあまりにもかけはなれているため、
取り組むことで得られるものはほぼ全くありません。
これは前提です。
 
 
とはいえ、夏休みの課題を保護者が請け負うことで
得られる学習時間はごくわずかなもの。
夏休みの学習全体を考えると、
真剣に議論する価値があるかは疑問だ、と考えます。

 
 
上記が基本です。
 

大きな影響はない。ご家庭での個別判断でよいでしょう。

 
親が請け負うことで得られる時間で、
塾の教材で学習することができる。
→(数時間の)学習量が積めるというメリット。
受験勉強さえしていればよい、というやや偏った?感覚につながる、というデメリット。
 
 
とはいえ、そんなわずかな時間で学習の質は
あまり変わらないという反論もできますし、
不要な学習を廃し、質の高い学習にのみ集中すべきだから、
効率の悪いものを切り捨てるというものの見方はプラスとも評価できます。
 
 
面倒な宿題にも骨を折って取り組むことで、
ルールを守ること。やるべきことはやるという価値観を
再確認することができる。
→価値観の土台として、遵法性や簡単に人に頼らないという、
独立の精神を自然に学べるというメリット。
無駄とわかっているものに取り組むことで、
最適な行動をとるべく頭を使うという否定することになるデメリット。
 
 
これもやはり、反論がどうとでもできます。
遵法性は最低限の常識があれば十分で、
むしろ周囲と同じであることに疑問を抱くべきだとも言えますし、
一見無駄に思えることが、トータルでは無駄とは限らない、
というような言い方もできます。
 
 
要するに、ものは言いよう。
どちらでもいいんです。
ご家庭によって、よかれと思う形を選べば問題ありません。
 
(個人的な意見を言うと、
困難を自分で解決する経験を積んでいく方がよい、と考えてはいます)
 
 

今年の生徒たちが話してくれたこと

 
さて、そんなことが授業中に話題になったのですが…………。
 
生徒たちの言うことは様々です。
 
「夏休みの宿題?
そんなもん、やったことないです。
親がやる?
いや、やってないです。
ただ、出さないだけです」
 
「宿題は全て妹にやらせています」
 
「夏期講習が始まる前に、
気合で終わらせました」
 
始業式の前日にすべて終わらせる予定です」
 
 
子どもたちは色んなことを言うから、
面白いですね(笑)
 
その中で、一番笑ったのは、
こんなお話でした。
 
 
「これは低学年の時だったんですけれど。
絵日記の課題をお母さんにやってもらったんです。
 
そしたら、賞をとってしまったんです。
さらに、系列校全校に配られる学校の新聞に載ってしまいました。
 
あれは、恥ずかしかった…………」
 
 
あっはっは。
 
お母さん、すごいですね!(笑)
 
【中学受験】「夏休みの友」は受験生の敵??
 
 
 
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