【中学受験】先生はYoutubeでがっぽり儲けているんだ！！！→→真実をお話します。

Youtubeの解説動画は儲かっているのか？

 
生徒から、こんなことを言われました。
 

「先生。
最近は過去問の解説動画を上げまくっていますね。
死ぬほど再生回数が少なくて、
いつも家族で笑っています。
 
そんなにYoutubeは儲かるんですか？
がっぽり、儲けているんですか？」

 
 
…………。
もはや、突っ込みどころしかない質問で、
どこから答えていいか迷うほどです。
怒る気力すら、湧いてきません(笑)
 
 

儲かっていません。それどころか…………

 
では、まず真実をお話しましょう。
まるで儲かっていないです。
 
Youtubeの規約で細かい数字を出してはいけないことに
なっているようなので、
ハッキリは言えないのですが、
2023年8月の現在の時点では、
１ヶ月でコンビニでお弁当を買えるかどうか、
といったところです。
 
当たり前ですよね。
チャンネル登録者2000人にすら到達していないわけで、
これが儲かっていたら、
世の中のYoutuberは、みんな億万長者です。
 
 
そして、忘れていは行けないのが作業時間。
僕を含めたスタッフが撮影そのものをしている時間が、
月50時間～100時間と考えると、
 
時給 10円
 
前後と思われます。
 
書いていて、背筋が寒くなってきました。
凍りつきそうです。
 
 

作業をすればするほど、赤字になる……。

 
しかも、編集作業は半ば内製化しており、
半ば外注しています。
つまり、動画編集にはコストがかかっているわけです。
 
するとどうでしょう？
儲かっているどころか、完全な赤字です。
 
撮影作業をすればするほど、どんどん赤字になっていくんです。
これはおそろしい。
 
2023年は過去問を製作する学校をある程度増やしたのですが、
増やしている場合ではありません。
まともにビジネスをしたければ、
いますぐチャンネルを閉鎖すべきかもしれません。
 
 

いちばんの問題は、動画が全く面白くないこと

 
もともとYoutube単体で大きな収益を狙うつもりはないとはいえ、
ここまで観てくれる方が少ないことは問題ではあります。
 
一番の問題は動画がめちゃくちゃつまらないことなんですよね。
しかも、長い。
 
過去問を解き直しする受験生や、
Wisard内部生でSAPIX教材の解説を視聴している生徒には、
かなり有益なコンテンツだとは思うのですが、
いかんせん地味すぎます…………。
そして、動画としての面白さがなさすぎるんですよね。
 
つまらなくてすみません…………。
 
 
Youtubeをそういう見方から見てみると、
流行っている動画はちゃんと面白いです。
しかも開始数秒で視聴者の興味を引いて、
離脱されないように最後まで引っ張りつづける工夫がされています。
 
Youtubeは面白おかしい動画がたくさんエンタメの場であるようで、
実は視聴者の時間を奪い合う、
厳しい戦場でもあります……。
 
面白いコンテンツを出し続けている方々は、
本当にすごい、と尊敬の気持ちを抱きます。
 
 

それでも続けます。

 
とはいえ、いま作っている有名中学校の解説動画は、
どんなことがあっても今後も作り続けます。
（あと、来月には新しい企画も始める予定です）
 
世に出せて、役に立ててもらえるコンテンツは
これしかないということもありますし、
中学受験の先生という仕事を選んで、
教室として形になるものを残したいということもあります。
 
9月以降、志望校の過去問に取り組むときに、
なるほど！と役立ててくれることを願っています。
 
というわけで、どうか
 
チャンネル登録と
高評価、
コメントなど、
よろしくお願いします！
 
 
 
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