久しぶりの生徒が10年近くぶりに、
教室に来てくれたことを記事にしたいと思います。
来春から社会人になる女の子で、
威風堂々とした大人になっていました。
この子はほんとうに思い出深い生徒で、
中学受験をしたお子さんではありませんでした。
私立小にお通いの数名を1クラス編成でお預かりする、
という今はなくなった形式で授業をしていたお子さんでした。
その私立小は当時、非常に自己主張の強い生徒が集まっており、
「世の中にはこんな子たちもいるんだ。
こんな主張ができるように育つなんて、
環境ってすごいんだな！」
と思わせてくれた生徒でした。
自己主張がみな激しすぎて、
言うことはまったく聞かなかったので、
クラス運営には苦労した部分もありました。
ですが、それぞれが賢く個性ある子たちで、
今でも鮮明に覚えています。
その子はそのクラスの中でも、
最も強烈な生徒で、ネイティブ同様の英語も交えながら、
散々な言葉をたくさん浴びせられたものです(笑)
「おい、アベ～！！！
これ全然わからないんだけど、
いい加減にしろ、コラッ！！！」
（注：女の子です）
授業中に誰かが↓の曲を歌い出し、
徐々にハモり始める、という地獄のような時間もありました。
いまでもこの曲を聞くと思い出します(笑)
当時は、街中でかかっていましたよね。
さて、その子はバリバリの金融畑で働くそうで、
社会人らしくもなっており、
お話のしかたもかなり上品になっている一方、
賢さが端々に感じられるところは変わっていませんでした。
立派に成長したな、と嬉しく思いました。
おしゃべりなのは相変わらずで、
3時間ぶっ通しでしゃべり倒して帰っていきました。
これからの大活躍！！！に期待ですね。
では、このブログらしく、
彼女が帰り際に話していった内容を、
オチとしたいと思います。
「結婚とか、したいんだよねぇ～」
「いま半同棲している彼氏と結婚すればいいじゃん。
イケメンかつハイスペックなんでしょ？」
「いやぁ～、まだ就職していないから、
わかんないですね」
「ん？？どういうこと？」
「いや、だからどの企業に入るかを見極めないと」
「けっこう、打算的なんだね(笑)
まだ22才なのに……」
「当り前じゃないですか～。
彼氏も、
「どうせ、ヘボい企業にきまったら、
別れなきゃいけない、
君はきっと、ボクのことを振るんでしょ？」
なんて言うんですよ。
その時はもちろん
「えぇ～、なに言っているのぉ～。
そんなことないよ～（クネクネした口調で）
って、返事をするんですけど」
「まあ、それはさすがにね。
本音と建前ってものがあるからね(笑)」
「でも心の中では、
「当たり前だろう！！
甘えてんじゃねえよ！！」
って思ってますよ」
あっはっは。
魂は全然変わってないかもしれないですね！！
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