【中学受験】受験生。たった１つの冴えたお手伝い。

 
授業中。
 
受験生とお話をしている時のこと。
確か、受験生は勉強さえしていればいい、それに集中するべきという考え方もあるし。
それでもやっぱり生活する上で、当然のことはきちんとやらないといけないはず。
そんなことを言った時のことです。
 
「最近どんなお手伝いをしたか、覚えている？」
そう気軽に尋ねました。
 
すると、ある生徒がピカリと思いついた顔をしました。
そして。
 
「あ、そうだ。
 
TVをつけました」
 
強烈なブラックジョークが飛んできます。
これをジョークで言えるのであれば、一流のコメディアンの才能がありそうです。
しかし邪気もなく、するっと出てきた言葉なのである意味で始末におえません。
 
これには苦笑いするしかないとはこのことだ、と頭では思いつつ‥‥教室は大爆笑。
 
 
そして、もう１人の子がまた閃いた顔をします。
 
「あ、思いつきました。
昨日、
 
布団をしきました」
 
 
どうせ、
自分がその布団で寝たんでしょうがぁぁー！！！！！
これには、そうツッコミを入れざるをえません。
 
 
30秒の会話で、その子たちにとても大切なことを教えることができましたね。
 
そういうのを
お手伝いとは言わない。
 
ということを。
 
 
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