リベンジ!

Oくん(2019年度/立教池袋中 進学)

僕は5年生の春にWisardに入りました。
阿部先生は面白く、ていねいに算数を教えてくれました。
畠中先生はいつも優しくわかりやすく国語を教えてくれました。

6年生になると、Wisardの算数では黒板授業というものが始まりました。
みんなで競って問題を解き、正解した分だけ得点を与えられるというものです。
僕はこの黒板授業が大好きで、1位をとりたいと思いながらいつも頑張って授業に臨み、ますます算数が好きになりました。


あっという間に夏休みになりました。
親からは
「夏が正念場!」
と言われたので、気合を入れて頑張りました。
夏期講習中のWisardの国語の授業では、たくさんの学校の過去問に取り組みました。
色々な学校の問題を解くことで、かなり力がついたのだと思います。
秋になるともともと大の苦手だった国語がちょっとずつ伸びていることを実感しました。

第1・第2志望校の過去問は、9月から忙しくなって時間がなくなるのが分かっていたので、一気に何年分も解いて、いち早く傾向を知る作戦でいきました。
毎日解いたので、志望校に対する気持ちもさらに高まりました。


秋から入試までは本当にあっという間でした。
1月の入試は順調に進んで自信を持つことができ、1月中はさらに第1志望校の対策を朝5時半から毎日やり続けて本番に備えましたが、2月3日の合格発表では僕の番号はありませんでした。
算数が難しかったので思っていたように点数がとれず、ミスもしていたからだと思います。

第2志望校は、今まで解いた過去問と比べてもこんなに4教科そろってよくできたと思ったことはなかったので、きっと受かっていると思っていたけれど、不合格でした。

2日続けてあこがれの学校に不合格だったことは、今まで生きてきた12年間の中で一番大きな屈辱でした。
そして、進学先は第3志望の学校になりました。


受験勉強は大変だったけれど、Wisardはいつも勉強が楽しくなるような場所でした。
Wisardに行くとやる気が出るのです。
阿部先生、畠中先生、2年間ありがとうございました。

受験を終えての感想は、3年間頑張ってきたけれど、入試というのはあっけなく終わってしまうものなのだということです。
第一・第二志望の学校には落ちてしまいましたが、受験を通して(Wisardを通して)勉強の楽しさなどもたくさん学べました。
これを生かし、進学先は附属校ではあるものの、大学受験をしてリベンジします。

2019年2月11日 O宣言

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

夏以降のOくんの努力は、尋常ではないものがありました。
それだけに本当に第一志望の学校に合格して欲しいと願っていましたが、惜しくも届かせてあげられず、リベンジを誓わせてしまう結果となってしまったことは、我々にとっても屈辱です。

しかし、あれだけ頑張ったOくんであれば、その誓いも実現できると信じています。
もしくは、大学附属という環境を生かして、大学受験以上の何かを見つけられるかもしれません。
ご両親が大学附属という環境を選ばれたのも、そのような願いがあってのことでしょう。

どちらにしろ次の舞台では、自分自身で意志を貫いて取り組まねばならなくなります。
Oくんが中学受験で培った固い意志の力で、それを果たしてください。

立教池袋中という様々な可能性を拓くことができる環境での6年間の成長の後どんな姿を見せてくれるのか、楽しみにしています。

畠中

2019年